6. 絶品。パトゥルジャン・イマム・バユルドゥ

パトゥルジャンはなす、イマムはお坊さん、バユルドゥは気絶するという意味のネーミングがユニークです。それほどおいしい料理ということ。炒めた野菜をサンドしたなすの煮込み料理で、作り置きが利きます。

7. ぶどうの葉のピラフ詰め。ヤプラック・ドルマス

ヤプラックは葉、ドルマは詰めるという意味。サルマ(包む)とも呼びます。昔からぶどうの葉を使うのが一般的で、レシピではチャードの葉で代用。米や野菜入りの肉ダネを葉で巻いて、スープで煮込む料理です。

8. ピーマンの牛肉詰め。ビベル・ドルマス

葉やキャベツで包むものだけでなく、ピーマン(ビベル)に詰め物をした料理もドルマです。どれも中に米とひき肉、野菜を詰めるのが基本。レシピでは、米の代わりに押し麦とキヌア、肉の代わりにハムを使います。

9. なすのサラダ。パトゥルジャン・サラタス

焼いたなすとにんにく、ヨーグルトで作るピューレ状のトルコ風サラダ(サラタス)。サラダといってもそのまま食べるのではなく、パンにつけて食べます。トマトペーストを加える、赤いサラダもあるようです。

10. ひよこ豆で作る濃厚なペースト。フムス

Photo by macaroni

フムスは、アラビア語でひよこ豆という意味で、中東が発祥とされるペースト状の食べ物です。隣接国であるトルコでも、古くから親しまれてきた伝統の味。にんにくを効かせて、パンのディップとして使います。

11. バターの濃厚なコクがふわっと広がる。ピラウ

パラパラの食感がたまらないピラウは、米型のパスタを一緒に入れるのがトルコ流です。油をたっぷり使用することで舌触りが良く、食べやすいひと皿に。バター、マーガリンの濃厚なコクがふわっと広がります。ボリューム満点で食べやすく、老若男女問わず人気のレシピですよ。

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