ライター : ☆ゴン

モロッコ料理とは?歴史や特徴をチェック!

モロッコ料理の歴史と特徴

モロッコは、アフリカ大陸の北西部に位置し、北は地中海をはさんでスペイン、西は北大西洋に面しています。先住民族ベルベル人の文化をもとに、アラブやヨーロッパ文化が融合した国として有名。料理も同じく、周辺諸国の影響を受けたものが多いです。

世界最小のパスタとされるクスクスや、タジン鍋を使う料理は日本でもよく知られていますね。そのほかにも多種多彩な料理があり、どれを食べてもおいしいと評判です。

料理にはどんな食材を使う?

サフランやターメリック、シナモン、クミンなどのスパイスをふんだんに使うのが、モロッコ料理の一番の特徴です。唐辛子をほとんど使わないため、ピリッとした辛さはありません。イタリアンパセリやコリアンダーなどのハーブも多用します。

またオリーブやデーツ、ナッツ類、いろんなフルーツ、塩レモンなどを香味食材や調味料として使用。そのためスパイシーで甘辛く、深みのある味わいがモロッコ料理の魅力だとされます。

【おかず】モロッコ料理おすすめレシピ4選

1. 塩レモンを使う鶏もも肉のタジン

タジン鍋は、食材の水分だけで調理するため、素材本来の旨味を味わえると人気があります。こちらは鶏肉とひよこ豆を、定番の塩レモン、スパイス、カットトマト缶で煮込むレシピ。スパイスがない場合は、カレー粉で代用しても良いですよ。

2. ラムシャンクのタジン煮込み

ラムシャンクとは、仔羊のすね肉のことです。なければ骨付きの鶏もも肉、タジン鍋も普通の鍋でかまいません。モロッコ料理では、調味料に塩レモンとプラムを使うのが定番ながら、レシピではクローブやクランベリーで代用します。

3. 鶏もも肉とひよこ豆のハリラ

モロッコ料理のなかでとくに代表的なものが、このスープ風のハリラ。現地では家庭はもちろんのこと、屋台やレストランでも提供されます。とくにラマダン月の断食あとに、栄養補給の大事な料理として、古くから食べられてきた伝統食です。

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