どちらも羊なのに!「ラム」と「マトン」の違い、説明できる?

ラムとマトンといえば、どちらも羊のお肉のことを指します。しかし、そのふたつは一体どこが違うのかご存知でしょうか?同じ羊のお肉でも、ラムとマトンでは味や栄養素に違いがあるのです。今回はその違いについてご紹介します!

2017年12月1日 更新

ライター : ニコライ

グルメライター。スイーツやお店の紹介、コラムまで食に関することは幅広く書いていこうと思います。日本酒が好きで飲み歩きも多いこの頃。旅行先のカフェに行くのも好きです。どうぞ宜…もっとみる

ラムとマトンって?

近年ジビエ(野生の獣肉)などの流行により、牛や豚、鶏だけでなく、様々な動物のお肉を食べる機会が増えています。とはいえ、今まで食肉だと思っていなかった動物のお肉を食べるのはやはり抵抗があるもの。 一般的に食べるわけではないですが、手に入りやすいお肉としては羊の肉が挙げられます。ジンギスカンなどのときに食べられるものですから、比較的抵抗が少ないかもしれません。 そんな羊のお肉ですが、カタカナで言うと「ラム」と「マトン」という2つの言い方がありますよね。どちらも同じ羊の肉を指す言葉ではありますが、ではこれらはどのような違いがあるのでしょうか?

ラムとマトンの違い

さて、この「ラム」と「マトン」ですが、どのような違いがあるのでしょうか。 ラムは生後1年未満の仔羊です。くさみが少なく、食べても独特のクセがそれほど感じられないのが特徴です。また、まだ若い肉ですから、肉質も柔らかいのだそうです。 対してマトンは生後2年以上から7年程度まで成長した羊の肉で、羊肉独特の牧草のような香りが強いのが特徴。こちらは大人の肉ですから、肉はラムより引き締まっており、見た目にも赤みが強いのだそうです。 羊の肉が好き、という方はマトンを、初めて食べるという方はラムを選ぶとよいかもしれませんね。

ラムとは

ラムは、日本人が好むと言われているお肉です。生後1年未満の子供のひつじの肉を指しますが、正確な年齢がわからない場合もあるため、永久歯のないものをラムとする、という定義もあるようです。 ラム肉は羊の肉としてはさほどクセが強くないのが特徴で、特に生まれたばかりの仔羊の肉はほんのりミルクの香りがするため、フランスなどでは高級食材とされているのだそうです。 低カロリーで高タンパクな食材なので、ダイエット中の方でも分量に注意すれば食べてもよいでしょう。

マトン

マトンは生後2年以上〜7年くらいの羊の肉を指します。羊肉独特の香りがするのが特徴なので、苦手な人も多いようです。ただ、食べなれてくるとその味がクセになるとか、気にならなくなるという人も多いそうです。 また、新鮮なお肉であればそのクセも少なくなるようで、一度高級品を食べるとその概念は変わるかもしれません。 そして特筆すべきはマトンに含まれる「Lカルニチン」という成分。これは脂肪燃焼を助けてくれる、ダイエッターの強い味方なんです。Lカルニチンがここまで豊富に含まれている食品はほとんどないのだそうですよ。

ホゲットというものもある

「ホゲット」というのは、あまり馴染みのないという人がおおいかもしれません。これは羊肉のほとんどを輸入に頼っている日本では仕方のないことだと言われています。ちょうどラムとマトンの中間に位置するお肉で、つまり、生後1年以上2年未満の羊肉のことを指しています。 ラム肉はクセが少ない一方淡白で物足りないと表現する人もおり、またマトンだとクセが強すぎて苦手だという人もいるなかで、その中間となるボゲットはちょうどよいという人もいるのだそうですよ。

じゃあジンギスカンはどのお肉?

それでは、ジンギスカンではどのお肉が使われているのでしょうか? そもそもジンギスカンは、れっきとした日本料理だということをご存知でしょうか。起源となる料理はモンゴルや中国にも見られますが、現在の凸型の鍋で羊の肉と野菜を食べるというスタイルは、日本独特のものであると考えられているようです。 ジンギスカンには大きくわけると「味付き」と「生」の2種類があります。「味付き」とは、お肉を先にタレに漬け込んでおくもの、「生」とは味付けなどをせず、焼いてからタレにつけて食べるもののことを指します。 ラム、ホゲット、マトンのどれもジンギスカンで食べることはできますが、基本的にクセの強いマトンは味付きで食べられることが多いようです。
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