ライター : 渡辺 りほ

管理栄養士

学校給食センターにて、管理栄養士として献立作成や食に関する指導に従事した経験から、子どもたちだけでなく幅広い世代への「食育」に興味を持つ。現在は在宅WEBライターとして、栄養…もっとみる

ラム肉の栄養にはどんな効能がある?

筋肉の材料になる「たんぱく質」

ほかの肉類と同様に、ラム肉にはたんぱく質が多く含まれています。100gあたりの含有量は部位により異なり、17.1~20.0g。ラム肉のなかでもっともたんぱく質が豊富な部位は、もも肉です。

たんぱく質は筋肉の構成成分となるため、ダイエット中の方はたんぱく質をしっかり摂り、筋肉トレーニングをおこなうのがおすすめ。筋肉量の増加に伴って基礎代謝量が増えるため、肥満対策に役立ちますよ。(※1,2,3)

エネルギー代謝を助ける「ビタミンB群」

「ビタミンといえば野菜に豊富!」というイメージがありますが、実は肉類にもビタミンが含まれていますよ。ラム肉には、補酵素として糖質や脂質のエネルギー代謝をサポートする「ビタミンB群」が豊富。

なかでも、糖質の代謝を助ける「ビタミンB1」がラム肉には多く含まれています。100gあたりの含有量は、もも肉の場合0.18mgです。(※1,4)

老化対策に役立つ「ビタミンE」

ラム肉には、強い抗酸化作用を持つ「ビタミンE」が100gあたり0.4~0.6mg含まれています。細胞の酸化を防ぐため、老化対策に役立つ栄養素です。

成人女性の場合、ビタミンEの摂取目安量は一日あたり6.0mg。ラム肉だけでビタミンEをしっかり摂ることはむずかしいため、ナッツ類や緑黄色野菜など、ほかにビタミンEが豊富な食材も合わせて摂りましょう。(※1,5)

貧血対策に欠かせない「鉄分」

「鉄分」は、血液中の赤血球や筋肉中に多く存在し、酸素を身体中に運ぶ役割があります。ラム肉の鉄分含有量は、100gあたり1.2~2.2mg。とくに、かた肉に多く含まれています。

鉄分が不足すると、頭痛や疲労感などの貧血症状を感じる場合も。月経がある女性や、授乳・妊娠中の女性はとくに鉄分の必要量が増えるため、鉄分を多く含む食材を意識して摂りましょう。(※1,6)

正常な味覚を維持する「亜鉛」

亜鉛はさまざまな酵素たんぱく質の材料となるため、新たな細胞を作る器官に欠かせません。DNAの合成に関わっており、胎児や乳児の発育にとっても重要です。また、味を感じる「味蕾(みらい)細胞」の生産に必要なため、不足すると味覚に支障をきたすおそれがあります。

亜鉛はとくにラムのかた肉に多く含まれており、100gあたりの含有量は5.0mgです。(※1,7)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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