一日2本を目安に食べる

厚生労働省によると、果物の目標量は1人一日あたり可食部で200gです。バナナの場合、1本でおよそ可食部100g。そのため一日2本までを目安にするのがおすすめです。

それ以上食べると摂取エネルギーが消費エネル ギーを上回り、太るおそれがあるため、食べ過ぎには気をつけましょう。(※9,10)

間食の代わりに食べる

間食は栄養補給のほか、気分転換や生活の楽しみのひとつでもあります。そのため、過剰に食べ過ぎなければ無理に我慢する必要はありません。しかしスナック菓子や洋菓子は高カロリーなものが多いため、ダイエット中はバナナを間食に食べてみてはいかがですか?

一般的に、間食の適量は一日に200kcal程度。バナナなら、100g(約1本)あたり93kcalなので、適量範囲内に収まります。(※4,9,11)

ゆっくりよく噛んで食べる

噛む回数と肥満には深い関係があることを知っていますか?私たち人間の脳は食事をはじめてから満腹と感じるまでに20分以上かかると言われてます。そのため、あまり噛まずに早食いすると、肥満につながるおそれが。

ゆっくりよく噛むと脳の満腹中枢がはたらき、少量でも満腹感が得られるだけでなく、脳を活性化する作用も期待できます。やわらかいバナナは、あまり噛まなくても食べられるため、ゆっくりよく噛んで食べることを意識してみましょう。(※12,13)

バナナを食べるおすすめのタイミング

便秘対策のためにバナナを食べるなら、朝がおすすめのタイミングです。朝食を摂ると胃腸が動き、排便が促されます。朝食を用意する時間がないときでも、バナナならそのまま食べられて便利ですよね。

また、腸を刺激する不溶性食物繊維や、排便を促す作用が期待できるオリゴ糖が豊富なバナナは、便秘気味の方の朝食にぴったりですよ。(※14)

運動前

バナナは運動前、とくに空腹感があるときに適した食材。空腹状態で運動するとエネルギー補給のために筋肉が分解されてしまいます。そのため、バナナからエネルギー源となる糖質を摂って対策しましょう。

また、バナナに含まれているバリンやロイシンなどの必須アミノ酸は、運動による筋肉のダメージを抑えるはたらきがあります。(※15)

運動後

運動後の疲労を取るには、早めに糖質を摂取することが大切。バナナに含まれる糖質のうち果糖やブドウ糖は体内への吸収速度が早いため、運動後の栄養補給にぴったりです。

また、バナナにはたんぱく質の合成に関わるビタミンB6が豊富。バナナとたんぱく質が豊富な食品を合わせて摂ると、筋ダメージの回復に役立ちます。(※15)
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