ライター : 松 宏彰(カレー細胞)

カレーキュレーター

温泉×スパイスでととのう旅!伊豆エリアで訪れるべきカレー店

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写真はイメージです
首都圏から気軽に行ける温泉リゾート地として人気の伊豆エリア。豊かな海の幸、山の幸に恵まれ、都心では味わえない贅沢な食体験ができます。

伊豆の食といえば一般的に和のイメージが強いですが、実は知られざるカレーの名店もあちこちに点在しているんです。

今回は伊豆エリア全域を視野に、文豪が愛した老舗洋食店や、温泉併設のスープカレー店、新進気鋭のスパイスカレー店まで、訪れるべきカレー店を網羅してみました。温泉の温浴効果とスパイスの薬膳効果で、カラダの芯からととのう伊豆旅行をしてみませんか?

1.イタリアン仕込みの海鮮使いが光る「スパイスセブン」【三島】

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かつて伊豆国の国府が置かれていた三島には、美食家が唸る名店がいくつもあります。カレーもしかり。

こちらは2020年4月にオープンしたスパイスカレーの名店です。お店のコンセプトは、「カレーと酒とスパイスと」。

イタリアン出身シェフによる、豊かな食材を活かしたスパイスカレーと、お酒に合うスパイス料理が堪能できます。特に海鮮使いは見事のひと言。ワイングラス片手にゆったり舌鼓を打ちたいお店です。

2日前までに予約すれば、ビリヤニもいただけますよ。

2種類のあいがけカレー

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1,210円(税込)〜
定番のトマトチキン、ポークビンダルー、豚ひき肉とごぼうのキーマに加え、黒板メニューの「本日のオススメ」から選べるあいがけカレー。

写真は本日のオススメ「四川山椒エビ・ポークキーマ」と「カキとチキンのココナッツキーマ」のあいがけ(税込1,430円)です。

国産にこだわった肉とフレッシュな海鮮&野菜がバスマティライスに絶妙にマッチ。東京や大阪の名店に負けないハイクラスの味わいです。

ブラックシーフードカリー

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1,320円(税込) 写真右はスペシャルVer.(税込1,500円)
あさりのだし汁とイカのワタでコクを出した「スパイスセブン」の名物カレー(写真左)。新鮮な魚介とスパイス、バスマティライスの相性に舌鼓。イカスミのパエリアのような感覚でいただける極上のカレーです。

写真右は海鮮づくしをトッピングしたブラックシーフードカリー スペシャルVer.。出会えたらラッキーな逸品!
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2.異色のコラボ。庶民派スリランカカレー「セイロンパラダイス」【三島】

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伊豆箱根鉄道・三島田町駅の真向かいにあるインパクト大な店構えのお店。スリランカのスパイスを用いた日本式カレーライスやカツカレーに加え、さまざまなスリランカ料理がいただけるレストランです。

店員さんはみなスリランカ人ですが、日本語ペラペラ。地域に愛されるアットホームなお店なんです。

キンメカレー

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980円(税込)
言わずと知れた伊豆の名物・金目鯛と、スリランカカレーが奇跡のコラボレーション。カレーはココナッツミルクたっぷりのスリランカ仕様です。

かなりクリーミーでマイルドなのかなと思いきや、塩味がそこそこ強めなのと、時折あらわれる青唐辛子でピシッとした辛さも。

そして金目鯛、これがビックリするほどのボリュームです。白身の旨味と皮の香ばしさがギュッと詰まっています。これは伊豆でないといただけないスリランカカレーですよ。
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