マスカルポーネ

マスカルポーネは原料のクリームを加熱し、クエン酸を加えたものを凝固させて作ります。ややクリーム色で、ほのかな甘みを感じ、口当たりなめらかなチーズです。

ティラミスの材料として有名になったチーズでもあります。ケーキやデザートに使われることが多いですが、岩塩を少しかけて食べると、甘味が増しておいしいおつまみになりますよ。

比較的水分が多く、脂肪も通常かそれ以下のもの/ヨーグルト状のもの

カッテージチーズ

カッテージチーズは、乳酸菌を使用して凝固させて作ります。酢やレモン果汁などを使用して、自宅でも簡単に作ることができますよ。

やわらかいそぼろのような口当たりが特徴的で、サラダやパスタの仕上げにかけるのがおすすめです。最近では、クリームを添加したものも販売されていますよ。

プティスイス

フランス・ノルマンディー地方が発祥の地とされているチーズです。ヨーグルトのような酸味と甘味を楽しめる、世代を問わず食べやすいタイプ。

はちみつやジャムなどと一緒に食べると、ミルクの甘味がさらに増しておいしく食べられますよ。朝食にもおすすめです。

やや弾力性のある組織で、やや水分を少なくしたもの

モッツァレラ

イタリアが発祥の地である、モッツアレラチーズ。弾力と食べごたえがあるのが特徴的です。作り方は、「フィラトゥーラ」という熱湯の中で固まった乳(カード)を練るという製造工程が一般的。ほかのフレッシュタイプのチーズとは、少し違う食感が楽しめます。

シンプルな味わいなので、オリーブオイルや岩塩、バルサミコ酢などを使用して味わいに変化をつけるのもおすすめですよ。

フェタ

フェタは、ギリシャの有名なチーズです。主に羊乳で作られます。製造工程で、塩水の中で2ヶ月置かれるため、塩抜きをしてから食べるのが特徴です。

口当たりはやわらかで、さっぱりとしたチーズです。サイコロ状にカットして、サラダにトッピングすると塩気がよいバランスです。最近では、塩抜き済みのタイプも販売しています。

カビタイプ

カビタイプのチーズには、白カビと青カビの2種類があります。白カビタイプは、表面に白カビを均等に吹き付けて、マット状のカビを生やして作ります。外側から内側にかけて、熟成していくのが特徴的です。

青カビタイプは、凝固する前に青カビの胞子を添加したり、成形前に固まった乳(カード)にまぶしたり、洞窟内の自然のカビを付着させたりします。また、青カビを繁殖させるためには、酸素が必要です。そのため、成形後に金串を刺したら空気をチーズ内に送り込み、青カビの繁殖を促します。
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