ライター : とも

子育てフードライター

好みや料理でじゃがいもを使い分けよう

じゃがいもといえば「男爵(だんしゃく)」や「メークイン」が主流ですが、実はスーパーや青果店で購入できるじゃがいもは約15品種もあるんです。菓子や加工品用は約7品種、でんぷんの原料に使われているものが約10品種あります。

また、じゃがいもは品種によって主に「粉質(こなしつ)」と「粘質(ねんしつ)」の2種類に分類されます。それぞれの特徴を確認してみましょう。(※1,2)

ほくほくした食感の粉質系

粉質系のじゃがいもは、でんぷん含有量が高く、ほくほくとした食感が特徴です。代表的な品種は「男爵」や「キタアカリ」など。やわらかいので、コロッケやポテトサラダ、マッシュポテトなどつぶして使う料理に適しています。

ねっとり食感の粘質系

粘質系のじゃがいもは、ねっとりとした食感。しっとりとしていて煮崩れしにくいため、シチューや肉じゃがなどの煮込み料理にむいています。主な品種は「メークイン」や「とうや」などです。

いろいろな料理に合わせやすい万能系

「粉質」と「粘質」の特徴を併せもつ品種は、いろいろな料理に活用できます。調理法が決まっていないときに買うなら、「インカのめざめ」や「十勝こがね」などがおすすめ。

じゃがいもは、好みや料理で使い分けるとよりおいしく食べることができますよ。さらに、品種ごとの味や食感の特徴も以下でご紹介します。

コロッケやポテサラダにおすすめのじゃがいも

男爵(だんしゃく)

ITEM

国華園(こっかえん)男爵(だんしゃく)

¥3,980

内容量:10kg

※2022年2月17日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
「男爵」は全国各地で栽培されている品種です。果肉は白っぽくほくほくとした食感。やわらかいため、煮込み料理よりもつぶして使う料理に適しています。でんぷん含有量が15%と高いのも特徴のひとつ。一年を通して流通し、なかでも10月頃に多く出回ります。(※3)

キタアカリ

ITEM

北海道マルシェ「キタアカリ」

¥2,240

内容量:3kg

※2022年2月17日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
「キタアカリ」はやや楕円形で、果肉が濃い黄色のじゃがいもです。食感は男爵よりもほくほくしています。ほかの品種にくらべて、カロテンやビタミンCが豊富に含まれているのが特徴。全国各地で栽培され、9月~10月頃に収穫の最盛期をむかえます。(※3)

煮崩れやしやすいため、皮のまま蒸したりじゃがバターにするのがおすすめです。なめらなか口当たりを活かすビシソワーズにもむいていますよ。
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