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キタアカリ
「キタアカリ」はやや楕円形で、果肉が濃い黄色のじゃがいもです。食感は男爵よりもほくほくしています。ほかの品種にくらべて、カロテンやビタミンCが豊富に含まれているのが特徴。全国各地で栽培され、9~10月頃に収穫の最盛期をむかえます。(※3)
煮崩れやしやすいため、皮のまま蒸したりじゃがバターにするのがおすすめです。なめらなか口当たりを活かすビシソワーズにも向いていますよ。
煮崩れやしやすいため、皮のまま蒸したりじゃがバターにするのがおすすめです。なめらなか口当たりを活かすビシソワーズにも向いていますよ。
ベニアカリ
外側の皮が赤く、果肉が白い「ベニアカリ」。やや平たい楕円形をしています。でんぷん含有量は約20%と高く、男爵よりもさらにほくほくした食感。主な産地は北海道です。食感を活かしてコロッケやマッシュポテトにするのがおすすめですよ。(※4)
ながさき黄金
「ながさき黄金」は長崎県生まれの品種。「インカのめざめ」を改良した品種で、皮も中身もきれいな黄色をしています。甘みが強く、加熱することで芳醇な香りとクリーミーな風味が味わえるのが特徴。その色合いを活かしてグラタンやフライドポテトなどにするのがおすすめです。主に九州地方で栽培されていて、旬は5~6月頃と11~12月頃に訪れます。(※5)
西海31号
「西海31号」は別名「ドラゴンレッド」とも呼ばれる、皮も中身も赤紫色をしたじゃがいも品種。でんぷん含有量は高いのですが、わかりやすくほくほく感があるわけではなく、食感はメークインと男爵の中間くらいだといわれています。油との相性がいいので、その色味を活かしてポテトチップスするのがおすすめ。(※6)
アンデスレッド
「アンデスレッド」は南米アンデスが原産のじゃがいも品種と、皮が赤い「アーリーローズ」という品種の交配で生まれた品種。皮は赤色ですが、中身は明るい黄色をしています。加熱するとほくほくした食感になり、甘み・旨味も抜群。主な産地は岡山県で、6〜7月と11~12月頃に収穫の最盛期をむかえます。(※7)
▼粉質系品種の特徴まとめ
品種名 | 特徴 | おすすめ料理 | 産地 | 旬 |
---|---|---|---|---|
男爵 (だんしゃく) | ・でんぷん含有量15% ・ほくほく食感 ・やわらかい | つぶして使う料理 | 全国 | 10月頃 |
キタアカリ | ・男爵よりほくほく ・カロテン、ビタミンCが豊富 | じゃがバター ビシソワーズ | 全国 | 9~10月頃 |
ベニアカリ | ・でんぷん含有量20% ・男爵よりもほくほく | コロッケ マッシュポテト | 北海道 | ー |
ながさき黄金 | ・甘みが強い ・芳醇な香り、クリーミーな風味 | グラタン フライドポテト | 九州地方 | 5~6月頃 11~12月頃 |
西海31号 | ・皮、中身が赤紫色 ・メークインと男爵の中間の食感 ・油との相性がいい | ポテトチップス | ー | ー |
アンデスレッド | ・皮は赤色、中身は黄色 ・加熱するとほくほく食感に | ー | 岡山県 | 6~7月頃 11~12月頃 |
煮くずれしにくい!粘質系のじゃがいも品種・種類
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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