ライター : akiharahetta(有竹亜季)

フードコーディネーター / 野菜ソムリエ/料理人

大根の破棄部分そのまま捨てるのはもったいない

Photo by akiharahetta

煮物、みそ汁、サラダ、いろいろな料理に活躍する大根。実は料理だけでなく掃除にも使えます。

掃除に使うのは、ヘタや皮のいわゆる破棄部分。そのまま捨てるなんてもったいない!実の部分はおいしく食べて、余った部分を有効活用しませんか?

なぜ大根で汚れが落とせるの?

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大根は、消化酵素である「ジアスターゼ」を多く含んでいます。たんぱく質や糖分を分解し、胃腸の働きを助ける成分です。

ジアスターゼは汚れにも効くため、掃除にもってこい。ちょっとした油汚れなら簡単に落とせます。次で実際に使って検証していきましょう。

実際にガスコンロを掃除

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油ハネの気になる箇所といったら、真っ先に思いつくのがガスコンロ。細かく飛び散った油、キッチンペーパーで拭いても取り切れなかったり、余計に広がってしまったり、厄介ですよね。そこで大根の出番です。

やり方は簡単!クルクルこするだけ

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掃除方法はとても簡単。大根のヘタや先端で、気になる汚れ部分をこするだけです。軽くクルクルと回すようにこするだけで、あら不思議!簡単に油汚れが落ちます。

洗剤や重曹などを使わず、大根のみですっきり落ちることにきっと驚くでしょう。

グリルやコンロまわりの壁にも

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ガスコンロのトップはもちろん、グリルの通気口や、コンロまわりの壁もササっと拭いてしまいましょう。スッキリした仕上がりで、大根の匂い残りもほぼ気になりません。

洗剤と違い、2度拭きが必要ないので本当にお手軽です。

細かい箇所は皮の内側で

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五徳などの細かい部分の汚れには、皮を使うといいですよ。皮の内側で、同じように汚れを軽くこすってください。頑固な汚れは無理ですが、軽い油汚れなら充分に落とすことができます。
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