離乳食にまつわるQ&A

Q. 離乳食をあげるのは、お風呂前とあと、どっちがいい?

A. 離乳食をあげるタイミングは、お風呂の前とあと、どちらでもかまいません。ただし、離乳食を食べてからお風呂に入る場合は、30分以上あけるようにしましょう。

食後すぐに入浴すると、消化不良をおこしやすくなるおそれがあるためです。普段からお風呂のあとに授乳している場合は、授乳の前に離乳食を食べるようにすればスムーズですよ。(※7)

Q. 2回食をなかなか食べてくれない。1回抜くのはだめ?

A. 食べないからと1回に戻すよりは、少量でもいいので、2回食の時間に離乳食を食べる習慣をつけていくほうがおすすめです。少しでも食べて、あとは食べたがらなかったら切り上げ、授乳するでもかまいません。

また、だしや少しの調味料で味つけをしてみたり、ごはんの前に思いっきり遊ばせてお腹をすかせたりして、2回食のリズムはなるべく崩さないよう意識してみてください。

Q. 忙しくて同じ時間に食べさせられないときは?

A. 忙しいと、時間もズレてしまいがちですよね。毎日きっかり同じ時間じゃなくても、なんとなくリズムができていれば、多少ズレていても問題ありません。

ただし、まったくバラバラだと生活リズムがつきにくいので、一日の離乳食や授乳時間の目安を決めておくと意識しやすくなりますよ。

Q. 離乳食の時間に寝ていたら、起こすべき?

A. 離乳食の時間に寝てしまっている場合は、あえて起こさなくても、起きてから離乳食を食べさせれば問題ありません。もし1回目の離乳食がズレた場合は、2回目まで3~4時間はあけるようにしてくださいね。

夕方から夜にかけての離乳食の時間に寝てしまった場合も、同様です。起きてから食べさせるか、遅い時間になってしまっていたら母乳やミルクで乗り切ってもかまいません。無理やり起こすと、機嫌が悪くて食べられない場合も考えられますし、寝ているときは起きるまで待ってみてください。(※2)

離乳食の2回食は子どもの様子をみながら進めよう

離乳食が2回食に進むころには、口や舌の発達がみられ、食べられる量が増えていきます。子どもの様子をみながら、量や形状を調節していきましょう。

離乳食を作って、与える親からすると、食べられる新しい食品が増えたり、2回になったりすることで、慌ただしく一日が過ぎていきます。2回食の時期から生活リズムをつけるのは大切ですが、時間の目安を決めておき、無理しすぎずに進めていってくださいね。
【参考文献】
(2024/01/06参照)
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