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寒天の分量を増やしてもOK
液体に対して、寒天の分量が足らないことも考えられます。そのときはもう一度鍋に戻して加熱し、別で寒天液を作って追加してもOKです。また再加熱して冷やしても固まらない場合や、酸味の強いジュースや果物を使用している場合は、こうして寒天の量を追加すると固まりやすくなりますよ。
しっかり固まる寒天の基本の使い方
寒天と水を使う、基本の使い方を説明します。ひとつは正しい手順で、もうひとつはさっと加熱する程度で作りました。加熱が足らないと、見た目や味などどういった違いがあるか、ふたつを比べてみましょう。
準備するもの
・粉寒天……2g
・水……230cc
・水……230cc
手順
1. 寒天と水を混ぜ合わせ、火にかける
鍋に水と寒天を入れて火にかけ、泡立て器で混ぜながら加熱します。お湯に寒天を加えると、寒天がうまく溶けずダマになり、加熱を続けても煮溶けないので注意しましょう。
2. 沸騰したら火を弱め、2分加熱する
沸騰したら弱火にします。泡立て器でかき混ぜて沸騰状態を保ちながら2分加熱し、完全に寒天を溶かします。鍋全体が沸騰している状態は、100℃。棒寒天を使う場合は、透明になるのが目安ですが、粉寒天は溶けているか見た目ではわかりづらいです。時間を目安に、加熱しましょう。
3. 容器に流して冷ます
粗熱を取り、容器に流し入れて冷やし固めたらできあがりです。寒天は40~50℃で固まるので、常温に置いても固まります。
しっかりと加熱しなかったものはとてもやわらかく、型からはずすと形がキープできません。一見するとみずみずしい寒天ゼリーのようですが、食べると舌に残るものがあり口当たりが悪いです。
一方、正しい手順で作ったものはしっかりと固まり、歯切れがよくほろっと崩れます。
一方、正しい手順で作ったものはしっかりと固まり、歯切れがよくほろっと崩れます。
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