ライター : Raico

製菓衛生師 / スイーツ&フードアナリスト / フードライター

ほんのりレモン風味♪ 淡雪かんの作り方

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調理時間 80
砂糖を煮溶かした寒天液と、メレンゲを混ぜて作る和菓子「淡雪かん」。真っ白な見た目とふわしゅわっと溶けるようなはかない口溶けが、淡雪に似ているため名付けられました。ほんのりとレモン風味を付けるシンプルなレシピで、淡雪かんを作ってみませんか。

材料(17×14×3cmの容器1個分)

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コツ・ポイント

  1. 寒天はしっかりと煮溶かすことがポイント。沸騰したら焦げないよう混ぜながら、2~3分は加熱してください。寒天がしっかり溶け切っていないと、うまく固まらない原因になります。
  2. ゼラチンと違い寒天は常温でも固まるため、寒天液は氷水や冷水につけたりせず、そのまま置いて粗熱を取りましょう。

作り方

1.寒天液を作る

鍋に入れた寒天液を泡立て器で混ぜながら加熱している様子

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鍋に粉寒天、水、グラニュー糖を入れて、中火にかけます。沸騰したら混ぜながら2分ほど加熱し、しっかりと粉寒天を溶かします。
鍋に入った寒天液

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そのまま置いて、粗熱を取ります。

2.メレンゲを作る

ガラスのボウルに入った、ハンドミキサーで泡立てたメレンゲ

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ボウルに卵白とグラニュー糖を少し入れ、ハンドミキサーで泡立てます。少し泡立ってきたら、残りのグラニュー糖を2回に分けて入れ、ツノが立つまでしっかりと泡立てます。

3.混ぜて冷やし固める

寒天液を加えハンドミキサーで混ぜている様子

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2に1を少しずつ加え、その都度ハンドミキサーで混ぜ合わせます。
容器に流し入れ表面にラップをかけた淡雪かん

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型や容器に流し入れてラップをし、冷蔵庫に入れて1時間ほど冷やし固めます。お好みの大きさに切ったらできあがりです。

寒天で作る。簡単和菓子レシピ3選

1. 季節を問わず楽しめる♪ 水ようかん

口当たりがよくさっぱりと食べられる、水ようかんです。こしあんと寒天液を混ぜ、冷やし固めて作るレシピ。普通のようかんと違い、長時間鍋で煮詰める手間がありません。塩を少量加えて、甘味を引き立たせるのがポイント。簡単に作れるので、ぜひトライしてみてくださいね。

2. シロップごと使って。みかん入り牛乳かん

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やさしい甘味が楽しめる牛乳かんは、どこか懐かしい味わい。こちらはみかん缶を使うレシピで、シロップも活用します。レシピのように細長い型で固めても、ひとり分ずつ作ってもいいですよ。みかんの代わりにお好きなフルーツでOK。フルーツなしで作るのもおすすめです。

3. 好みの色に染めて。カラフルな琥珀糖

Photo by macaroni

カラフルな見た目から「食べる宝石」と呼ばれる「琥珀糖」。映える和菓子として、注目度がアップしています。甘い寒天液に色素で色を付けると、透明感のある繊細な色合いのスイーツに。少ない材料で作れて、工程も簡単。棒寒天を使う場合も、粉寒天同様しっかりと煮溶かしてくださいね。

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