目次
小見出しも全て表示
閉じる
離乳食はいつからはじめる?いつまであげる?
離乳食開始は生後5~6ヶ月ごろから
厚生労働省が定める「授乳・離乳の支援ガイド」によると、離乳食開始は5~6ヶ月ごろといわれています。しかし、離乳食を始める時期は個人差があり、必ずしもその月齢から始めなければいけないと決まっているわけではありません。
離乳食を始める時期は、発達状況を目安にします。下記のような様子がみられるようになったら、離乳食を始めていきましょう。(※1)
離乳食を始める時期は、発達状況を目安にします。下記のような様子がみられるようになったら、離乳食を始めていきましょう。(※1)
発達状況の目安
- 首がすわっている
- 寝返りができる
- 5秒以上座ることができる
- 口にスプーンを入れても押し出すことが少なくなる
- 食べ物に興味を示す
離乳食終了は1歳半ごろ
離乳食をしっかり食べられるようになり、ほとんどのエネルギー(カロリー)や栄養を、食事や補食から摂れる状態が、離乳食完了期とされています。離乳食完了期は生後12~18ヶ月ごろで個人差がありますが、奥歯が生えそろってきたら、幼児食へ移行する目安。
ただし、幼児食は、大人と同じ食事というわけではないため注意が必要です。(※1,2)
ただし、幼児食は、大人と同じ食事というわけではないため注意が必要です。(※1,2)
時期別に紹介!離乳食の回数と食事内容
食事回数 | 形状 | |
---|---|---|
離乳食初期 (生後5〜6ヶ月ごろ) | 1回 | ペースト状 |
離乳食中期 (生後7〜8ヶ月ごろ) | 2回 | みじん切り、粗つぶし程度 |
離乳食後期 (生後9〜11ヶ月ごろ) | 3回 | 5~8mm程度の角切り 手に持ちやすい大きさ |
離乳食完了期 (生後12〜18ヶ月ごろ) | 3回+補食1~2回 | 1cm程度の角切り、ひと口大 手に持ちやすい大きさ |
離乳食初期(生後5〜6ヶ月ごろ)
離乳食初期の食事回数は一日1回で、母乳やミルク以外のものを飲み込む練習、食感や味に慣れるというのが主な目的です。そのまま飲み込むことができるよう、なめらかにすりつぶしたペースト状のものを与えます。
おもゆやおかゆ、野菜のペーストから始め、1ヶ月ほど経ったら豆腐、白身魚、しらすなどを加えていきます。初めて与える食材は、アレルギーがある可能性を考慮して一食につき1種類までとし、離乳食用スプーン1さじ(ひと口分)ずつ与えてくださいね。
おもゆやおかゆ、野菜のペーストから始め、1ヶ月ほど経ったら豆腐、白身魚、しらすなどを加えていきます。初めて与える食材は、アレルギーがある可能性を考慮して一食につき1種類までとし、離乳食用スプーン1さじ(ひと口分)ずつ与えてくださいね。
離乳食中期(生後7〜8ヶ月ごろ)
離乳食中期の食事回数は一日2回で、食事のリズムをつけていきます。ペースト状のものを飲み込むのに慣れたら、舌でつぶせるくらいやわらかく調理してあげ、いろいろな食感や味を体験できるよう、食品の数を増やします。
口の中でつぶしたものをひとまとめにする動きをおぼえていくため、ものによっては飲み込みやすいよう、とろみをつけて与えましょう。
口の中でつぶしたものをひとまとめにする動きをおぼえていくため、ものによっては飲み込みやすいよう、とろみをつけて与えましょう。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。