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離乳食後期(生後9〜11ヶ月ごろ)
離乳食後期の食事回数は一日3回で、なるべく決まった時間に食べるように心がけ、食事のリズムをつけます。バナナ程度のやわらかさに調理し、食べられるようであれば子どもに合わせて量を増やしましょう。
生後9ヶ月ごろから、食べ物を触ったり持ったりする姿がみられるようになります。この手づかみ食べは発育や発達の過程で大切な行動で、自分で食べる意欲につながります。汚れてもいい環境を整えて、積極的に手づかみさせてあげましょう。
生後9ヶ月ごろから、食べ物を触ったり持ったりする姿がみられるようになります。この手づかみ食べは発育や発達の過程で大切な行動で、自分で食べる意欲につながります。汚れてもいい環境を整えて、積極的に手づかみさせてあげましょう。
離乳食完了期(生後12〜18ヶ月ごろ)
離乳食完了期の食事回数は一日3回と、必要に応じて補食を1~2回与えましょう。歯茎で噛める、肉団子程度のやわらかさに調理します。大人の食事を味つけ前に取り分けて薄味にして与えると、食品の種類が増えていろいろな料理を経験できますよ。
また、補食には、食事だけで摂り切れない栄養素やエネルギーを補う役割があります。米やパン、うどん、芋類、果物、乳製品などを取り入れましょう。
離乳食後期に引き続き、手づかみ食べにより自分で食べる意欲を大切に。また、家族と同じ時間に食卓を囲み、食事が楽しいという経験を積み重ねることが「食べる力」につながりますよ。(※1,6)
また、補食には、食事だけで摂り切れない栄養素やエネルギーを補う役割があります。米やパン、うどん、芋類、果物、乳製品などを取り入れましょう。
離乳食後期に引き続き、手づかみ食べにより自分で食べる意欲を大切に。また、家族と同じ時間に食卓を囲み、食事が楽しいという経験を積み重ねることが「食べる力」につながりますよ。(※1,6)
軟飯はいつから食べさせる?
軟飯とは、米1に対して、水2~3程度の割合で炊く、やわらかいごはんのことです。米から炊くほか、炊いたごはんに対して水を1:1で加え、電子レンジで加熱しても作れますよ。
軟飯を食べるようになる時期は個人差がありますが、離乳食後期~完了期が目安です。子どもの発達状況をみながら、やわらかさを調節しましょう。(※1,6,7)
軟飯を食べるようになる時期は個人差がありますが、離乳食後期~完了期が目安です。子どもの発達状況をみながら、やわらかさを調節しましょう。(※1,6,7)
幼児食へ移行する目安
離乳食完了期から、どのタイミングで幼児食へ移行するか迷いますよね。ひとつの目安として、奥歯で噛めるようになっているかを確認しましょう。離乳食完了期の後半ごろには、奥歯が生えてきて、嚙みつぶして食べられるようになります。
だからといって、いきなりかたいものは食べられないので、子どもに合わせてかたさを調節することが必要です。
幼児食は、一日3食と1~2回の補食で、離乳食完了期のリズムを定着させるよう進めましょう。これまでどおりに薄味で、素材の味を活かすよう意識しながら、食品や調味料の種類を増やします。また、手づかみ食べと合わせて、スプーンやフォークで食べる練習も進めていきましょう。(※1,2)
だからといって、いきなりかたいものは食べられないので、子どもに合わせてかたさを調節することが必要です。
幼児食は、一日3食と1~2回の補食で、離乳食完了期のリズムを定着させるよう進めましょう。これまでどおりに薄味で、素材の味を活かすよう意識しながら、食品や調味料の種類を増やします。また、手づかみ食べと合わせて、スプーンやフォークで食べる練習も進めていきましょう。(※1,2)
離乳食で気をつけるポイント
ポイント
- 薄味を心がける
- アレルギーに注意する
- 食べることを強要しない
- おやつは「補食」として考える
薄味を心がける
離乳食から幼児食まで通して、薄味を心がけましょう。特に、離乳食の初めには調味料による味つけは必要ありません。子どもは大人が感じないような薄味でも感じやすいため、素材の味や、だしの旨みだけでも十分です。
調味料を使うのは、離乳食後期ごろから。塩、しょうゆ、みそ、砂糖といった和食の基本的な調味料を、少しずつ使うようにしましょう。(※1,8,9)
調味料を使うのは、離乳食後期ごろから。塩、しょうゆ、みそ、砂糖といった和食の基本的な調味料を、少しずつ使うようにしましょう。(※1,8,9)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。