アレルギーに注意する

離乳食や幼児食で初めて食べるものは、体調の良い日に一食につき1種類までとし、もしアレルギー症状がみられた場合に、原因を特定できるようにしましょう。

また、初めてのものを試した離乳食を食べたあとにやたら機嫌が悪い、皮膚症状や嘔吐などが急激にみられた場合は、かかりつけの病院を受診してくださいね。(※3)

食べることを強要しない

離乳食や幼児食には個人差があり、ひとりひとり進み方や食べ方が違います。ほかの子と比べたり、せっかく作ったのだからと、食べることを強要したりすると、食事の時間が楽しくなくなってしまいます。

また、大人がそのとき食べたいものがあるように、子どもにも気分じゃない場合があるかもしれません。一度食べなかっただけで、その食べ物が嫌いだと決めつけないようにしましょう。

おやつは「補食」として考える

離乳食完了期以降、必要に応じて「補食」を1~2回与えますが、補食とは簡単にいえばおやつ・間食です。子どもたちにとっては、おやつ=お菓子ではなく、食事で摂り切れないエネルギーや栄養素を補う意味合いがあります。前述した通り、エネルギー源となる米やパンに加え、不足しがちな果物や乳製品などを補食として与えるのがおすすめです。(※2,6)

離乳食をいつまであげるかは子どもに合わせて

栄養のほとんどを食事から摂れるようになると離乳食完了期となり、おおよそ生後12~18ヶ月ごろにあたります。完了期後半にはだんだんと奥歯が生えてきて、奥歯を使って噛みつぶせるようになると、幼児食へ移行する目安です。

幼児食になったからといって、すぐに大人と同じ食事が食べられるわけではありません。引き続き薄味を意識し、子どもに合わせたかたさのものを用意してあげましょう。また、個人差があることなので、まわりと比べずに、子どもの発達に合わせて進めてくださいね。
【参考文献】
(2024/09/25参照)
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