ライター : macaroni 編集部

監修者 : 鎌上織愛

幼児食アドバイザー、グルメ旅ライター、お土産コンシュルジュ

まずは基本!離乳食用おにぎりの作り方 2選

ラップを使って握る

Photo by 長曽我部 真未

赤ちゃんの離乳食の進み具合に合わせてご飯を炊きます。炊きあがったらお好みの味付けをし、温かいうちにラップを使って握ります。塩むすびを作る場合、米を炊く前に塩を少々(1合にひとつまみ程度)を入れて炊いてもOKです。塩のつけすぎ防止になりますよ。

握り方はお好みでOKです。小さく広げたラップにひと口大のご飯をのせて丸めてもいいですし、長く広げたラップに細長くご飯をのせ、スティック状に包んだら、ひと口大になるようにねじねじ(ソーセージを作るイメージで)してもいいですよ。

ポイント

  1. ラップは耐熱性のあるものを使いましょう
  2. 冷めたご飯を握ると固くなってしまうので、ご飯が温かいうちに握りましょう

フリージングトレー(製氷トレー)を使う

Photo by 長曽我部 真未

トレーや製氷機をよく濡らし、型の半分くらいの量のご飯を入れます。ふたをして強めに振って成形します。できあがったら小さめにカットしたラップで丸めましょう。

ちなみに、離乳食のおにぎり用の専用型も販売されています。押し固めるタイプや、フリフリと振って成形するタイプなど、使いやすいものを探してみてくださいね。

ポイント

  1. 冷凍する場合はチャック付きポリ袋に入れて冷凍します。1週間を目処に食べ切るようにしましょう

【離乳食後期】おにぎりのアレンジレシピ5選

離乳食後期のご飯は、まだやわらかめの軟飯を食べている赤ちゃんも多いでしょう。軟飯はベタベタと手につきやすく、おにぎりにするのもひと苦労。赤ちゃんの手づかみにも不向きです。そこで外側を海苔などで包むことで、手につきにくいおにぎりにすることができます。

ただし、海苔は赤ちゃんにとっては噛み切りにくいことも。海苔を使用する場合は、海苔パンチや爪楊枝などを使って、細かく穴をあけておくと噛み切りやすくなりますよ。また海苔以外にも手につきにくいアレンジ方法があるのでご紹介します。

1. きなこおにぎり

Photo by 長曽我部 真未

材料(作りやすい分量)

  1. 軟飯(赤ちゃんの進み具合に合わせた柔らかさでOK)……100g
  2. きなこ(砂糖の有無はお好みで)……小さじ2杯

作り方

  1. 軟飯をひと口大に丸める(100gで4〜5個くらい)
  2. きなこをまぶす

2. おにぎらず(おにぎりサンド)

Photo by 長曽我部 真未

材料(作りやすい分量)

  1. 軟飯(赤ちゃんの進み具合に合わせた柔らかさでOK)……60〜100g
  2. 海苔……1/2枚

作り方

  1. 海苔を半分に切り、正方形2枚にする
  2. ラップの上に1枚海苔を置き、その上に軟飯を均一な厚さにのせ、もう一枚の海苔でサンドする
  3. ラップで包んで、上から平らな皿やバットなどで軽く押す
  4. 海苔がしんなりしたらラップを取り、キッチンバサミでひと口大、またはスティック状にカットする
ポイント:
・味付け海苔は塩分過多になるため使用しないほうがよいです
・前述した通り、海苔に小さな穴を事前にあけておくと噛み切りやすいです

3. 三色団子風おにぎり

Photo by 長曽我部 真未

材料(作りやすい分量)

  1. 軟飯(赤ちゃんの進み具合に合わせた柔らかさでOK)……80g
  2. 鮭の身(ほぐしたもの)……小さじ1/2杯
  3. 青のり……ひとつまみ
  4. ゆで卵の黄身……1/4杯

作り方

  1. 軟飯を3等分し、それぞれに鮭、青のり、卵の黄身を混ぜ合わせる
  2. それぞれひと口大に丸める
ポイント:
・鮭の身は鮭フレークでもOKですが、その場合は塩抜きをしてください
・ゆで卵の黄身はアレルギーに注意してください。分量はこれまでにアレルギー反応がないことを前提とした量です
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