ライター : 中田 馨

一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表理事・中田家庭保育所施設長

手づかみおやつを作ってみない?

こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。今日は、離乳食後期以降の赤ちゃんにおすすめな、手づかみできるおやつをご紹介します。

手づかみ食べってどんなイメージでしょう。手がベトベトになる、食卓まわりが汚れてしまう……そんなイメージはありませんか?うちの息子もそうでした。食べずにずっと手でにぎにぎベタベタするのが好きな子もいます。

ちょっとネガティブなイメージのある手づかみ食べ。大人が食べさせた方が楽だし、後片付けもいりません。では、手づかみ食べって必要あるのでしょうか?はい、必要なんです。赤ちゃんにはどんどん手づかみ食べをさせてあげてほしいと思います。続いて、手づかみ食べの利点をお話ししますね。

手づかみ食べがいい!3つの理由

理由

  1. 指先の感覚を発達させる
  2. 自分で食べるから意欲モリモリ!
  3. スプーンを使えるようになる近道

1. 指先の感覚を発達させる

例えば、つまむという動作。豆腐と大根をつまんでみましょう。大人にとっては何気なくできることですが、その力加減を学ぶのも赤ちゃんにとっては大切なことです。大根は力を入れても潰れにくいけど、大根と同じ力加減で豆腐をつかむと潰れてしまいます。そんな感覚も手づかみ食べをしなければ学べないことですね。

2. 自分で食べるから意欲モリモリ!

「自分で食べる!」という意欲を持つことは、とても素敵なことですね。自分で食べることで、いっそう満足感を得ることができます。

3. スプーンを使えるようになる近道

手づかみ食べで手のひら指先の感覚を養った赤ちゃんは、その後のスプーンの使い方がとっても上手になります。さらに言うと、お箸の使い方も上手になります。これは私の保育士での経験で感じたことです。

【離乳食後期以降】シンプルな手づかみおやつレシピ4選

では、手づかみおやつを手作りして赤ちゃんに食べさせてあげましょう。 手づかみ食べがまだうまくいかない時は、テーブルと椅子の下にレジャーシートを敷いて、いつでも拭けるように濡れタオルも用意。ポケット付きのエプロンがあるとさらに安心ですね!
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ