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【3月】フェンネル
【Before】球茎を収穫するためには間引きが必要!
フェンネルもほかのハーブ同様、非常に育てやすく、ほとんどお手入れをせずともグングンと伸びていきました。ただ、葉っぱよりも根元にできる球茎を楽しみに育てていましたが、なかなか大きくなる気配がありません。
どうやら「球茎を肥大化させるには、葉が2~3枚になったら数本間引き、5~6枚まで育ったら一番元気な芽を残して1本立ちにする」ことが必要だったようです。
大きくなると根が張ってしまい、あとからの間引きは困難。葉を収穫する分には問題ありませんが、球茎を収穫したい場合は間引きしましょう。
どうやら「球茎を肥大化させるには、葉が2~3枚になったら数本間引き、5~6枚まで育ったら一番元気な芽を残して1本立ちにする」ことが必要だったようです。
大きくなると根が張ってしまい、あとからの間引きは困難。葉を収穫する分には問題ありませんが、球茎を収穫したい場合は間引きしましょう。
【After】採れすぎた葉はソースにして保存
間引きをしなかったおかげで、大量に収穫できたフェンネルの葉。なかなか使いみちが思いつきませんでしたが、バジルと同じような風味を感じたのでパスタソースを作ってみることに。
たっぷりのオリーブオイルとニンニクと一緒にじっくり炒めるだけでできるので、手軽に作れます。フェンネルに限らずほかのハーブも、ソースにして長期保存するのもおすすめですよ!
たっぷりのオリーブオイルとニンニクと一緒にじっくり炒めるだけでできるので、手軽に作れます。フェンネルに限らずほかのハーブも、ソースにして長期保存するのもおすすめですよ!
詳しい栽培方法はこちら▼
【4月】バジル
【Before】寒の戻りに注意!
夏の暑さに強いバジルですが、寒さにはめっぽう弱いです。今年の夏の寒さなど、寒の戻りには充分注意が必要。昼間は暖かくても、夜の寒さに当たると葉が黒ずんでしまいます。そんなときは、ポリ袋や不織布で対策を取りましょう。
【After】収穫量は葉の剪定で決まる!
暑さに強いバジルは、高温になると次々に葉が生えてきます。ここでそのまま茎を切らずに伸ばし続けると、開花し始めます。
花が咲くと葉が固くなってしまうので、花が咲く前に摘心しましょう。「摘心は、茎の最先端(成長点)をハサミでカットするだけ。脇芽も生えやすくなり、徒長防止にもつながるので、ぜひおこなってください」と龍さん。
収穫した葉は細かく千切ってスープストックと一緒に製氷器で凍らせると、必要な分だけ調理に使えるので便利ですよ!
花が咲くと葉が固くなってしまうので、花が咲く前に摘心しましょう。「摘心は、茎の最先端(成長点)をハサミでカットするだけ。脇芽も生えやすくなり、徒長防止にもつながるので、ぜひおこなってください」と龍さん。
収穫した葉は細かく千切ってスープストックと一緒に製氷器で凍らせると、必要な分だけ調理に使えるので便利ですよ!
詳しい栽培方法はこちら▼
【5月】青じそ
【Before】イモムシの虫食い被害が頻発
虫の被害が少ないハーブですが、こと青しそに関しては、日々イモムシとの戦いでした。イモムシは生えたばかりの葉を好んで食べるので、虫食いの葉をもぎ取って対処すると葉がどんどんなくなるうえに、新しい葉がまったく育ちません。
木酢液などの自然由来のスプレーを使っても一向に被害は減らず、もっとも効果的な対策は、植え替えの時点でプランターにネットを張る方法であると痛感しました。
ただ、今回のようにナスと同じプランターで育てると、ナスは大きく育つのでネットを張るのも大変です。絶対に虫食いは避けたいという方は、青しそ単体でプランターに植えるとよいかもしれません。
木酢液などの自然由来のスプレーを使っても一向に被害は減らず、もっとも効果的な対策は、植え替えの時点でプランターにネットを張る方法であると痛感しました。
ただ、今回のようにナスと同じプランターで育てると、ナスは大きく育つのでネットを張るのも大変です。絶対に虫食いは避けたいという方は、青しそ単体でプランターに植えるとよいかもしれません。
【After】花が咲いたら収穫終了
秋口に入ると、しその実がたくさん実りました。実も葉と同じような風味がするので食べられますし、そのまま放置して種を取ることもできます。
当初2本の苗を植え付けましたが、1本だけ6月頃に早々と実がなったためほとんど収穫ができませんでした。
龍さんいわく「植物は気温で四季を察知していますが、春と秋は気候がほぼ一緒です。では春秋の違いを何で感じているかというと、日の長さなのです。そのため夜間に街灯の光を浴びすぎて、季節を勘違いしてしまったのかもしれません」とのこと。確かに早くに実がなった青しその苗は、街灯に一番近い位置に置いていました。植物の賢さに脱帽です!
当初2本の苗を植え付けましたが、1本だけ6月頃に早々と実がなったためほとんど収穫ができませんでした。
龍さんいわく「植物は気温で四季を察知していますが、春と秋は気候がほぼ一緒です。では春秋の違いを何で感じているかというと、日の長さなのです。そのため夜間に街灯の光を浴びすぎて、季節を勘違いしてしまったのかもしれません」とのこと。確かに早くに実がなった青しその苗は、街灯に一番近い位置に置いていました。植物の賢さに脱帽です!
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※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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