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【6月】タイム

【Before】長雨にも負けない生命力

Photo by okamagami

植え替えてから数日で収穫ができるほど、安定感のあるタイム。龍さんは「乾燥を好む」とおっしゃっていましたが、梅雨の長雨でもびくともしないほど、どんな環境下にも強い印象を受けました。

丈夫が故に、消費がまったく追いつかず!あっという間にプランターはタイムで覆われて土が見えないくらいにグングン育ちました。

【After】丈夫さに甘えて放置し過ぎはNG!

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あまりに密な状態になったことが原因で、水はけが悪くなっていたようです。茎の部分が茶色く変色したタイムを見た龍さんに「少し水のやりすぎかもしれません。また、ここまで育ってしまったらプランターの中で根詰まりしている可能性が高いです。株分けをしてサイズを小さくし植え替えたほうがいいですね」とアドバイスをいただきました。

プランターから出してみると、確かに根がビッシリ!土がほとんどありません。丈夫だからといって放置しすぎると、どんなに強いハーブも弱ってしまうと痛感しました。植物は正直なので、変色などのSOSがあったら無視せず対処が必要。ほとんどの場合、水のやりすぎ(水はけが悪い)か根詰まり、肥料切れの可能性が高いです。
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【7月】ペパーミント

【Before】気温の低下で成長速度が弱まる

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種から育てたミントは7月後半の梅雨明けでようやく芽を出し、少しずつではありますが成長を続けていました。しかし8月中旬と9月の急激な気温の低下により、成長が止まったように。

龍さんも「ミントは気温が下がると休眠状態に入り、伸びる勢いが衰えます。その間は水やりの頻度も下げたほうがいいですね」とのこと。暖かくなるまで、そっと見守ることにしました。

【After】成長期間中は肥料が有効!

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9月後半に入り気温が上がると、また葉が増え始めました!「ミントが成長しているとき、たくさん採りたい場合は液体肥料か化成肥料を2〜3週間に1回与えるといいですよ」と龍さん。ミントはフレーバーウォーターやハイボールなど飲料水で活躍してくれるので、収穫量UPを目指して定期的に肥料を与えました。

「そろそろ本格的に休眠体制に入ります。3月頃に暖かな気温でまた伸び始めるので、その少し前の2月後半に肥料をあげると休眠明けの合図にもなりますよ」とのことなので、忘れずおこないます!
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【8月】ローズマリー

【Before】初めの“ひと切り”を忘れずに!

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樹木でもあるローズマリーは、ゆっくり成長するため毎日の観察では成長が感じられません。

こんなものかと1ヶ月ほど見守りつづけているうちに、龍さんの「新芽を摘むことによって枝分かれし少しずつ増えていきます」という重要な言葉を思い出し、先端を10cmほどカット。そこから、みるみると枝が付き始めました!最初の摘心は必ずおこなうようにしましょう。

【After】料理以外の活用法にも目を向けて

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どんどん剪定すると、おもしろいほどにローズマリーの枝が増えていきます。先述したタイムやローズマリーは料理に使おうとするとなかなか使いみちが限られますが、香りがとても良いので、料理以外に活用するのもおすすめです!

そのひとつが、アロマワックスサシェ。溶かしたロウにアロマオイルを混ぜ込み、ハーブやドライフラワーと一緒に固めた芳香剤の一種です。我が家ではマスクやハンカチを入れる引き出しの中や、脱衣所やお手洗いなどに飾って楽しんでいますよ♪
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