ライター : macaroni 編集部

ちょい足しで激変!鮭と明太子のアレンジおにぎり

Photo by macaroni

この連載では新米をより手軽においしく楽しむ方法として、老舗日本料理店「日本橋ゆかり」の野永喜三夫さんに、コンビニ食材だけで簡単に作れるおにぎりのレシピを教わっていきます。

初回は、誰でも失敗なしで作れる基本の“三角おにぎり”の握り方をお聞きしました。2回目以降は、野永さん特製のアレンジレシピをたっぷり紹介してもらいます。おにぎりは具材がワンパターン化しがちですが、和食の巨匠である野永さんの手にかかればあっと驚く味に大変身!おにぎりのバリエーションを増やしたい人は必見ですよ。

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日本橋ゆかり/野永喜三夫さん 宮内庁への出入りを許された老舗日本料理店の3代目。「露庵 菊乃井」修業を経て、「日本橋ゆかり」で確かな技術と独特の感性を生かした日本食を提供している。2002年「料理の鉄人JAPAN CUP 2002」で総合優勝。米国のメディアで日本を代表する料理人として選出されるなど、世界からも注目されている
今回アレンジしていただくのは、macaroniの「おにぎりの人気具材ランキング」でも1位を獲得した鮭おにぎりと、ピリ辛味がたまらない明太子おにぎり。どちらも合わせる食材によって、そのおいしさがぐんとアップするそうです。

「おにぎりには、味がしっかりした具材がよく合います。塩をふらなくてもおいしく食べられるよう、はっきりした味付けになる組み合わせを考えました。

にはみそとバターをプラス。明太子にはさらに辛さが増すよう、おつまみのいかフライを合わせました。それぞれ調味料のコクや、油の旨味が加わって定番とはまた違った味わいが生まれますよ。さらにどちらのレシピも包丁を使わないので、めちゃくちゃ手軽です!」

出汁入りみそで簡単!鮭みそバターおにぎり

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「いつも実際にある料理から着想を得てレシピを考えていますが、今回イメージしたのはちゃんちゃん焼き。みそとバターを鮭フレークに絡ませれば、ごはんがどんどん進む味わいに変化します。どちらの調味料も練ってペースト状にできるので、液体調味料と比べておにぎりが崩れにくいのもよいところです。

今回は個人的におすすめのセブンプレミアムの鮭フレークに、コンビニでも買える出汁入りみそと有塩バターを合わせました。あらかじめ出汁が入っているみそを使えば、混ぜるだけで旨味がプラスされるのもポイント。具材が余ったらディップとしてきゅうりにつけて食べてもおいしいですよ」

材料 (2人分)

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・ごはん……180g
・鮭フレーク……10g
・合わせみそ……5g
・バター(有塩)……5g
・焼き海苔……2枚

作り方

1. みそとバターを混ぜる

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ボウルにみそとバターを入れてゴムベラを使って練るように混ぜ合わせます。

「練り込みやすいようにバターは常温に戻しておきましょう。軽くレンジで温めてもよいですが、液状になるとおにぎりが崩れやすくなってしまいます。ペースト状の具になるよう加熱時間を調節してください」

2. 鮭フレークを加える

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みそとバターが混ざったら、鮭フレークを加えてよくかき混ぜます。

3. ごはんに具をのせる

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40cmほどの長さに切ったラップにごはんを90g広げます。真ん中にくぼみを作ったら、2を半量のせます。

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