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誰でもおいしく作れる!三角おにぎりの基本
春の行楽シーズン、到来! ピクニックや運動会、ハイキングなどお弁当を持っていく機会が増えますよね。そしてお弁当には、おにぎりはハズせません。
でも具材が中心にこなかったり、塩味が薄くなってしまったりと、おにぎり作りは意外と奥が深いもの。そこで老舗の日本料理店「日本橋ゆかり」の野永喜三夫さんに、基本の三角おにぎりの握り方を教えていただきました。
でも具材が中心にこなかったり、塩味が薄くなってしまったりと、おにぎり作りは意外と奥が深いもの。そこで老舗の日本料理店「日本橋ゆかり」の野永喜三夫さんに、基本の三角おにぎりの握り方を教えていただきました。
「おにぎりって簡単だけど、意外と奥が深いですよね。シンプルだからこそ、大きさや塩の加減でおいしさが変わります。
それがよくわかるのが、コンビニのおにぎり。研究に研究を重ねて作られているんでしょうね。近ごろは、びっくりするくらいおいしいものが増えました。そこで、コンビニのおにぎりを参考に三角おにぎりの黄金比を導き出したので、皆さんにご紹介します。食材はすべてコンビニでそろいますよ。
どのご家庭にもあるラップを使って握っていきます。ラップを活用すると手が汚れないうえに、衛生的。驚くほど手早くきれいに握れるのでぜひマスターしてください」
それがよくわかるのが、コンビニのおにぎり。研究に研究を重ねて作られているんでしょうね。近ごろは、びっくりするくらいおいしいものが増えました。そこで、コンビニのおにぎりを参考に三角おにぎりの黄金比を導き出したので、皆さんにご紹介します。食材はすべてコンビニでそろいますよ。
どのご家庭にもあるラップを使って握っていきます。ラップを活用すると手が汚れないうえに、衛生的。驚くほど手早くきれいに握れるのでぜひマスターしてください」
大きさと具材の量は?
「握り方のポイントはおにぎりの厚さです。日本人の口の横幅は約3cm、口を開けたときの縦幅は1.5cmくらいと言われています。口の大きさに合わせてサイズを決めると、より食べやすくなるんです。なので、1.5cmくらいの厚さがベスト!
また、米と具材の割合は9:1がおすすめです。米90gに対し、具材を10g入れると、味がしっかりした塩いらずのおにぎりになります」
また、米と具材の割合は9:1がおすすめです。米90gに対し、具材を10g入れると、味がしっかりした塩いらずのおにぎりになります」
米を炊くときの注意点は?
「まず肝心なのが研ぎ始めの水です。乾燥した状態の米は水分をよく吸うので、水道水ではなくできればミネラルウォーターを使いましょう。
さらに研ぎすぎると香りが抜けてしまうので、洗い過ぎは禁物。一度水に浸けてから炊く前に水を交換する程度で十分です。
次に大切なのが米と水の割合です。“米:水=1:1”が基本ですが、新米は水分が多いので1:0.8くらいの割合で、水を少なめにするのがベスト。炊く前に米をはかり直してから水の分量を決めるとより確実ですよ」
さらに研ぎすぎると香りが抜けてしまうので、洗い過ぎは禁物。一度水に浸けてから炊く前に水を交換する程度で十分です。
次に大切なのが米と水の割合です。“米:水=1:1”が基本ですが、新米は水分が多いので1:0.8くらいの割合で、水を少なめにするのがベスト。炊く前に米をはかり直してから水の分量を決めるとより確実ですよ」
材料 (2人分)
・ごはん……180g
・鮭フレーク……20g
・焼き海苔……2枚
「今回は鮭のおにぎりを作りますが、明太子でも、ツナでも、梅でも、ごはんの量と具の量は同じです」
・鮭フレーク……20g
・焼き海苔……2枚
「今回は鮭のおにぎりを作りますが、明太子でも、ツナでも、梅でも、ごはんの量と具の量は同じです」
作り方
1. ラップにごはんをのせる
まな板の上にラップを横幅40cm程度に切って広げます。ラップの中央にごはんを90gのせて、軽くまとめておきます。
「ラップは大きめにカットすると、おにぎりが握りやすくなります。両方の手のひらを広げたサイズより若干大きめの40cm程度を目安にしてみてください。
ごはんをのせたら、ラップを使いながら丸くまとめておきましょう」
「ラップは大きめにカットすると、おにぎりが握りやすくなります。両方の手のひらを広げたサイズより若干大きめの40cm程度を目安にしてみてください。
ごはんをのせたら、ラップを使いながら丸くまとめておきましょう」
2. 中央に具材をのせる
ごはんの中央部分に、具材が入る程度のくぼみを作ります。くぼみに鮭フレークを10gのせます。
「具材を真ん中に配置できるよう、中央にくぼみを作るのが大事。このひと手間を加えることで、おにぎりの具が外にはみ出さずきれいに握れます」
「具材を真ん中に配置できるよう、中央にくぼみを作るのが大事。このひと手間を加えることで、おにぎりの具が外にはみ出さずきれいに握れます」
「具材は1カ所にぎゅっとまとめるのではなく、少し広げ気味にのせましょう。こうすると、ひと口目から具材の味わいを楽しめるようになります」
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