材料(3〜4人分)

Photo by kanauehara

・米……3合
・さんま……2尾
・塩……適量
・しょうゆ……少々
・分葱(わけぎ)……2本
・しょうが……1片
a. 水……450cc
a. 薄口しょうゆ……45cc
a. 酒……45cc

下ごしらえ

・米は水で洗い15分浸水させ、ザルに上げて水気を切る

・さんまは3枚におろして全体に塩をふる。20分置いたら水でサッと洗って水気を拭き、骨を抜く

・下処理したさんまにハケでしょうゆを塗り、グリルで軽く焼く。冷めたら大き目のひと口大にほぐす

・分葱は小口切りに、しょうがはみじん切りにする

作り方

1. 土鍋に米、(a)を入れて火にかけ、蓋をして約7分間強火で沸騰させる

2. 沸騰したら蓋を開け、焦げないよう箸で全体をサッとかき混ぜる。再度蓋をして中火弱で7分加熱する

3. 水分が減り米肌が見えてきたら弱火で7分、さらに極弱火にして5分炊いたらほぐしたさんまを入れて火を止める。5 分蒸らし、火から下ろす

4. 蓋を開け、しょうがと分葱を加えてしゃもじで全体をサックリと混ぜ、器に盛る

コツ・ポイント

Photo by kanauehara

「さんまは一度焼いてから、ほぐした身を加えましょう。ひと手間ですが、そのまま加えるよりも味が染み出ておいしいですよ。また、さんまの身はあまり小さくほぐしてしまうと、ごはんと混ぜたときに細かくなり過ぎてしまいます。少し大きめにほぐしたほうが身の質感が残り、ごろっと贅沢な仕上がりになりますよ」

プロのひと手間が肝!土鍋炊き込みごはんで新米を味わおう

秋の旬食材を味わう、土鍋炊き込みごはんのレシピをご紹介しました。

基本調味料はすべて1:1:1と覚えやすく、下ごしらえさえきちんとおこなえば、あとは炊き込むだけ。土鍋ごとテーブルにサーブすれば、食卓が盛り上がること間違いなしです。

今がおいしい新米を、土鍋炊き込みごはんで存分に楽しみましょう。
取材・文/高崎瑞輝(macaroni 編集部)
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