Name: 100円以下のトマト缶で作る！シェフ直伝の本格トマトパスタレシピ
Cuisine: 日本

1〜2分ほど煮込んだら中火にし、横半分にカットしたミニトマトを入れてさっと炒めます。

「ミニトマトも必須の材料ではないですが、入れることによってフレッシュ感と高級感を演出します。生っぽさが残るくらいが、酸味と甘味の調和の取れたバランスの良いソースに仕上がりますよ」

5. 塩で味を調える

Photo by Nobuyoshi Miyamoto

塩を加えて、味を整えます。

「味がボケる原因のひとつに、塩が足りていないことが考えられます。甘味を引き立たせる役割もあるので、塩は控えめにしすぎないことがポイントです。気持ち多めに加えて調整しましょう」

6. バジルを入れる

Photo by Nobuyoshi Miyamoto

バジルを手でちぎりながらフライパンに入れます。軽くひと煮立ちさせたら、火を止めます。

7. ゆでたパスタを和える

Photo by Nobuyoshi Miyamoto

ゆでたパスタを（6）に入れ、ゆで汁を少し加えて軽く炒めます。

「パスタは袋に書いてある時間よりも1〜2分短くゆでましょう。太さはお好みで構いませんが、今回はオーソドックスな1.6mmを使用しています」

8. 塩加減を調整して最後にオイルをかける

Photo by Nobuyoshi Miyamoto

ソースとパスタが馴染んだら、塩の調整をします。ちょうどよい塩加減になったら、オリーブオイルを一回しかけて（分量外）完成です。

市販のトマトソースでもオリジナルは出せる！

Photo by Nobuyoshi Miyamoto

誰でも買えるコスパ抜群なトマト缶で本格的なおいしいトマトソースパスタが完成しました！何時間もソースを煮詰めたり、秘伝の味付けがないとおいしいトマトソースは作れないのではないかと思いましたが、ポイントを押さえれば短時間でも充分に作ることができます。このレシピなら簡単に自宅でもチャレンジできますね。

アンケート結果にあった「市販のソースのほうがおいしい」「市販のソースで充分」という声も日髙シェフに伝えてみました。

「市販のパスタソースも充分おいしいし便利ですよね。時間がないときは、活用していいと思いますよ。市販のパスタソースを使用する場合でも、ぜひフレッシュトマト（ミニトマト）を入れてみてください。仕上がりがぐっとアップします」と日髙シェフ。

確かに最近はおいしいトマトソースが安く簡単にスーパーなどで購入できますよね。忙しいときは無理せず市販のものを利用しながらも、少し余裕のあるときはぜひオリジナルのトマトソースパスタで、イタリア料理の奥深さを楽しんでみませんか？

取材協力

リストランテアクアパッツァ (ACQUA PAZZA)