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イタリアンの巨匠が教える、パンにぴったりな家庭料理
東京・銀座の「リストランテ ハナダ」を経て、イタリアの名店で修行した日髙良実シェフ。本場で鍛えた技と日本各地の旬の食材を生かしたイタリア料理、そして飾らない人柄が絶大な人気を呼び、多方面で活躍しています。
梅雨の時期にぴったりな、身近にある食材を使って作る日髙シェフ直伝のレシピを5週にわたってご紹介しています。最終回に登場するのは、たっぷりの季節の野菜と手軽に利用できるさば缶を使ったパスタ料理。暑さが厳しくなるこれからの季節に向け、しっかり栄養もとれるレシピです。
前回の記事はこちら▼
食べ応えたっぷり!季節野菜とさば缶のパスタ
「今回紹介するレシピは、缶詰を使ったレシピとして雑誌の企画で考えたものです。野菜がたっぷりとれますが、ボリュームもあるので男性の方にも好評です。
この料理の主役はパスタ。パスタの歯応えを感じてほしいので、野菜はやわらかくゆでるのがポイントです。日本人は野菜に歯応えを求めるので、野菜もかためにゆでがちですが、“パスタと和えるときに崩れてしまうくらい”を目安にしてください。野菜は旨味たっぷりのさば缶と混ぜて、パスタソースがわりに使います。
片付けが簡単なのもこのレシピの特徴です。使うのはパスタ鍋、ステンレス製のボウルだけ。野菜とパスタはひとつの鍋でゆでて、パスタソースはボウルをパスタ鍋で湯煎しながら仕上げていきます」
この料理の主役はパスタ。パスタの歯応えを感じてほしいので、野菜はやわらかくゆでるのがポイントです。日本人は野菜に歯応えを求めるので、野菜もかためにゆでがちですが、“パスタと和えるときに崩れてしまうくらい”を目安にしてください。野菜は旨味たっぷりのさば缶と混ぜて、パスタソースがわりに使います。
片付けが簡単なのもこのレシピの特徴です。使うのはパスタ鍋、ステンレス製のボウルだけ。野菜とパスタはひとつの鍋でゆでて、パスタソースはボウルをパスタ鍋で湯煎しながら仕上げていきます」
材料(2人前)
・パスタ……120g
・さば水煮缶……1缶(160g入り)
・じゃがいも……中1個
・フルーツトマト……1個
・ズッキーニ……1/2本
・ブロッコリー……1/4〜1/3個
・ズッキーニ……1/2本
・塩……適量
・こしょう……お好みで適量
・エキストラバージンオリーブオイル……適量
・さば水煮缶……1缶(160g入り)
・じゃがいも……中1個
・フルーツトマト……1個
・ズッキーニ……1/2本
・ブロッコリー……1/4〜1/3個
・ズッキーニ……1/2本
・塩……適量
・こしょう……お好みで適量
・エキストラバージンオリーブオイル……適量
作り方
1. 野菜をひと口大にカットする
材料の野菜をすべて切っておきます。じゃがいもは幅8mmほどのいちょう切り、ブロッコリーは小房に分け、ズッキーニは幅5mmほどの半月切りにします。フルーツトマトは8等分のくし切りにします。
「野菜はお好みのものに変えてもOKです。トマトは味の濃いフルーツトマトをぜひ使ってください」
「野菜はお好みのものに変えてもOKです。トマトは味の濃いフルーツトマトをぜひ使ってください」
2. パスタ鍋でじゃがいもをゆでる
ゆであがりのタイミングが合うように、まずは野菜ごとのゆでる時間を確認しましょう。今回の場合、じゃがいも10分、パスタ7分(表示より2分ほど短くします)、ブロッコリーとズッキーニは5分なので、じゃがいもからスタート。そのままパスタもゆでるのでお湯は塩分1%にします。
「パスタのゆで時間を基準に鍋に入れるタイミングを決めます。タイマーをかけておくと時間の確認ができて安心ですよ」
「パスタのゆで時間を基準に鍋に入れるタイミングを決めます。タイマーをかけておくと時間の確認ができて安心ですよ」
3. ボウルにさばの水煮缶とトマト、オリーブオイルを入れる
パスタをゆで始めるまでの3分間で、パスタソースの材料をボウルに入れます。さばの水煮、水煮缶のゆで汁を半量ほど、トマト、エキストラバージンオリーブオイル大さじ1杯を入れて、塩ひとつまみを加えます。
「残った水煮のゆで汁も捨てないで! 仕上げのときに調整で使うこともあります。塩ひとつまみはトマトにふりかけてください」
「残った水煮のゆで汁も捨てないで! 仕上げのときに調整で使うこともあります。塩ひとつまみはトマトにふりかけてください」
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