9. 2をかけ、オクラ、落花生をトッピングする

Photo by Mio Gohda

お酢の効果でとろみがついた豆乳ダレを麺の上からかけ、オクラを飾り、みじん切りした落花生を散らします。

「みじん切りした落花生を使うと、からすみパスタのような食感が楽しめます。さらに細かく刻むと芝麻醤(チーマージャン)のようなコクが出ますよ

10. ラー油を回しかけ、桜えびを散らす

Photo by Mio Gohda

ラー油は具と共に、豆乳ダレの上から回しかけます。最後に桜えびを散らして完成です。ちなみにラー油の量はお好みですが、井桁シェフは2度、回しかけていました。

暑い日はラー油を利かせた豆乳冷やし中華を!

Photo by Mio Gohda

オクラのグリーン、豆乳と麺のクリーム色、そしてラー油の赤と色合いの美しいひと皿の完成です! 皿の上で、ラー油の辛味や旨味お酢が利いた豆乳ダレ麺にまぶしたごま油刻んだ落花生、それぞれが大切な役割を果たしています。

「このレシピの主役は、唐辛子の辛味と旨味を生かしたラー油です。でも、桜えびを軽く炒ったり、中華麺の水分をしっかりと切ったりといった、ちょっとしたひと手間でできあがりがグンと変わります」と井桁シェフ。

香辛料を幾重にも重ねて本格的な四川料理を作るシェフのオリジナル冷やし中華は、これまでに体験したことのないうれしい驚きにあふれていました。ぜひラー油から手作りして、暑い日に作ってみてください。

もっと手軽に豆乳冷やし中華を楽しみたいという方は、飄香のオリジナルラー油「一滴香(イーディンシャン)」をお取り寄せしてみるのもいいかもしれません。

さて、次回はいよいよ最終回!クミンを使ったスパイシーな中華をご紹介します。

取材協力
※麻布十番本店、六本木ヒルズ店、銀座三越店では、いずれも本場成都の伝統四川料理が味わえます。汁なし成都タンタン麺「正宗担担面」が人気。“ひとさじ加えるだけでいつもの味が劇的に変わる!”と噂のオリジナルラー油「一滴香(イーディンシャン)」はオンラインでも購入が可能です。

取材・文/古川あや
撮影/強田美央

過去の記事はこちら▼

編集部のおすすめ