牛乳と豆乳の栄養の違い

無調整豆乳は、牛乳と比べると低カロリー・低糖質・低脂質。また、牛乳と違ってコレステロールが含まれていないのもメリットです。

カルシウム量は牛乳より少ないものの、たんぱく質・鉄・マグネシウムの量は無調整豆乳のほうが多いですよ。

また、牛乳に含まれる「カゼイン・ホスホ・ペプチド」は、カルシウムの吸収率を高める作用があります。

一方豆乳には、カルシウムの吸収を抑える「フィチン酸」が含まれています。 カルシウムを効率よく摂りたいときは、牛乳を選ぶのがおすすめです。(※1,4,8)

無調整・調整豆乳の栄養の違い

無調整豆乳と調整豆乳は、大豆たんぱく質をはじめとする「大豆固形分」の割合によって分類されています。無調整豆乳は8%以上、調整豆乳は6%以上の大豆固形分が含まれています。

栄養価を比較すると、無調整豆乳は調整豆乳より低カロリー・低糖質です。さらに、たんぱく質やマグネシウムが多く含まれています。しかし、カルシウム量は調製豆乳のほうが多いです。

無調整豆乳と調整豆乳は栄養価が異なるので、目的によって使い分けてくださいね。ダイエット中は低カロリーな無調整豆乳を、カルシウムを多く摂りたいときは調整豆乳を選ぶのがおすすめです。(※1,9)

豆乳の栄養がたっぷり。栄養を活かすレシピ7選

1. 豚ひき肉の豆乳担々うどん

Photo by macaroni

スープに豆乳を加え、まろやかな味わいに仕上げる担々うどんのレシピです。豚ひき肉の肉味噌は、電子レンジで作れるので簡単ですよ。

豚ひき肉に豊富なたんぱく質は、豆乳に含まれる非ヘム鉄の吸収を高める作用があります。鉄を効率よく摂れ、貧血対策に役立つレシピです。(※5,10)

2. 鮭とクリームコーンの豆乳ドリア

ごはんに豆乳ソースとチーズをかけ、オーブンで焼いて作るドリアです。具材はクリームコーンと鮭フレークなので、包丁や鍋を使わずに作れますよ。

鮭をはじめとする魚類には、ビタミンDが豊富です。豆乳に含まれているカルシウムの吸収を促してくれますよ。(※1,8)

3. 豆乳ときのこの和風キッシュ

きのことベーコンのバター炒めをパイシートにのせ、豆乳入りの卵液とチーズをかけて焼くレシピ。白味噌や昆布茶を加え、和風の味わいに仕上げます。

きのこには、豆乳に含まれるカルシウムの吸収を助けるビタミンDが豊富。脂質が豊富なバターを使って調理することで、ビタミンDの吸収率が高まります。 (※1,11)

4. 柚子こしょうと豆乳のグリーンカレー

Photo by macaroni

グリーンカレーペーストの代わりに、豆乳や柚子こしょうを使うひと品。鶏肉やなす、しめじなどが入るため、ボリュームがありますよ。

豆乳に豊富な鉄は、胃酸の分泌により吸収率がアップ。胃酸の分泌を促す香辛料を合わせることで、鉄を効率よく摂れます。(※10)
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