血流をよくする

カレーに欠かせないクミンには血流をよくする作用が期待できます。

また、カレーに使われる唐辛子やしょうがにも、血流をよくするはたらきがあります。唐辛子はカプサイシンが代謝をよくして体温を上げることで、しょうがはジンゲロールやショウガオールが手足の末端の血管を広げることで、血流をよくしてくれますよ。(※5)

二日酔い対策

カレーに使われるターメリックはウコンとも呼ばれ、カレーの着色に使われています。ウコンにはクルクミンという成分が含まれます。肝機能を高めたり、アセトアルデヒドを体に残りにくくするはたらきが期待できますよ。(※1,6)

腸内環境を整える

香りが特徴的なクローブやクミンには腸にたまったガスの排出を助けるはたらきがありまし。

また、コリアンダーには体内の老廃物を排出するはたらきがあり、腸内環境を整えるのに役立ちます。腸内環境を整えることは免疫力アップのために重要ですよ。(※1,2,5)

スパイスカレーの効果的な食べ方

ポイント

  1. 食べるタイミングは朝がおすすめ
  2. 各スパイスのもつはたらきを理解して組み合わせる
  3. 食物繊維と組み合わせる

食べるタイミングは朝がおすすめ

カレーに使われるスパイスや香味野菜は、交感神経を活性化させるのに役立ちます。

朝にスパイスカレーを食べることで、代謝の促進や腸の動きを活発にする、体温を上げるといったはたらきが期待できますよ。(※7,8)

各スパイスのもつはたらきを理解して組み合わせる

スパイスカレーを自分で作るときの、スパイスの組み合わせは自由です。どのスパイスを選ぶのかによって味や風味が変わるのはもちろん、得られるはたらきも変わってきます。

クミン、コリアンダー、ターメリックは基本として、脂肪燃焼作用を足したい場合はレッドペッパーを、血流をよくしたいときは唐辛子やしょうがを、腸内環境を整えたいときはクローブを組み合わせるといいでしょう。(※1,5)
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