ファンタジア

カリフォルニアで米国農務省(USDA)が交配育成し、1969年に発表された品種です。ジューシーで甘みと酸味のバランスが良いのが特徴。1970年に日本に導入され、現在日本で栽培されているネクタリンの主要品種となっています。

秀峰(しゅうほう)

ファンタジアに次ぐ主要品種です。酸味が少なく、味・品質どちらも良いと人気。重さが250〜280gほどと比較的大きめなのが特徴です。

ワッサー

長野県でしか手に入らない希少品種です。桃とネクタリンの自然交配で偶然誕生したネクタリンで、300gほどの大きな実と淡い黄色の果肉が特徴です。糖度が14%と高く、酸味が少ない品種。

フレーバートップ

アメリカ生まれの品種で日本へは1970年に導入されました。重さは250~300gほどあり、甘味・酸味が強く濃厚な味わいと、芳醇な香りが楽しめます。果汁も多めでなめらかな口当たりが魅力です。

スイートビーナス

2004年に品種登録された比較的新しい種類です。ネクタリン特有の酸味が少なく、華やかな香りとねっとりとした甘さが楽しめるのが魅力。まるでマンゴーと桃の良いところをかけ合わせたような味が楽しめます。

ネクタリンの栄養・カロリー

ネクタリン100gあたりのカロリーは39kcal。食物繊維の含有量は100gあたり1.7gで、桃の1.3gにくらべると多いことが分かります。

また、ネクタリンにはカリウムが100gあたり210mg含まれています。カリウムの摂取量を増やすと、血圧を下げたり塩分の摂り過ぎを調整したりする作用があるとされているので、積極的に食べたいですね。(※2,3,4,5)
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