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びわの旬はいつ?
びわは露地栽培も多く、寒さに弱いため出荷時期は産地により異なります。早めに出回るハウス栽培のびわもありますが、一般的に市場で果物を見かけるのは4~7月頃の春から初夏にかけてでしょう。最盛期の5~6月がびわの旬です。
やさしい甘味とかすかな酸味で繊細な風味のびわは、果肉がやわらかくジューシーな食感、種の大きさのわりに果実の約7割が食べられます。
やさしい甘味とかすかな酸味で繊細な風味のびわは、果肉がやわらかくジューシーな食感、種の大きさのわりに果実の約7割が食べられます。
産地別・びわの出荷時期
海岸沿いの温暖な地域が栽培に向いているびわは、2019年には3,430トンもの収穫量を誇り、そのうちの70%を生産量上位5県が占めています。日本一の産地は長崎県で1,120トン。出荷時期は2~6月ですが、1月にハウス栽培のものが出る年もあります。2位の千葉県は日本で最北の栽培地。547トンを生産し、出荷時期は4~6月です。
年により3位と4位を競う鹿児島県と香川県の、2019年における各生産量は、255トンと241トン。ただし、出荷量は香川県のほうが多いです。出荷時期は鹿児島県が2~6月、香川県が4~7月になります。(※1)
年により3位と4位を競う鹿児島県と香川県の、2019年における各生産量は、255トンと241トン。ただし、出荷量は香川県のほうが多いです。出荷時期は鹿児島県が2~6月、香川県が4~7月になります。(※1)
新鮮なびわの見分け方
びわは収穫後ある程度置いて熟成させる追熟の果物ではなく、日増しに風味が落ちるため、鮮度は重要です。新鮮なびわは、果物全体に産毛が密生し、ハリとつやがあります。色むらがなく、オレンジ色が綺麗であざやか。形はふっくらとして丸みがあり左右対称です。ヘタがしっかりしていて、表面に変色や傷がありません。
おいしさをキープ。びわの上手な保存方法
冷えると風味を損ない乾燥にも弱いびわは、冷蔵に向かないため常温保存が基本です。風通しのよい直射日光を避けた冷暗所で、購入後2~3日ほど保存が可能。冷やして味わいたいときは、食べる2時間ほど前に冷蔵庫の野菜室にいれます。
風味や食感は落ちますが冷凍保存なら1ヶ月くらい可能で、半解凍で食べるのがおすすめです。びわをよく洗って水気をぬぐい、果物がくっつかないようにして密閉性が高いジップつき袋にいれて保存。ほかに、ジャムやびわ酒のように加工保存もいいですね。
風味や食感は落ちますが冷凍保存なら1ヶ月くらい可能で、半解凍で食べるのがおすすめです。びわをよく洗って水気をぬぐい、果物がくっつかないようにして密閉性が高いジップつき袋にいれて保存。ほかに、ジャムやびわ酒のように加工保存もいいですね。
旬のびわを使ったおすすめ料理3選
1. まるごと食べられる「びわのコンポート」
お酒がきいたびわのコンポートで、果物のもとの形のまま食べられるのは嬉しいですね。びわを煮るときにアマレットをいれ、深みをだすのがポイント。最後にミントの葉をのせ、涼しげなデザートの完成です。
2. 大人の味「びわと紅茶のジャム」
レモン汁と砂糖を加えただけのレシピが多いなか、紅茶やラム酒も加えひと味ちがう大人味のびわのジャムです。使うお酒はお好みのもので、砂糖の量はびわの甘さにより調整してください。隠し味にもなるジャムは重宝しますね。
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