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ネクタリンとは
ネクタリンは桃の一種。変種として中央アジアのトルキスタン地方で6~7世紀に誕生したといわれています。ギリシャ神話に登場する美酒「ネクタル」が名前の由来です。
日本で食べられるようになったのは明治時代以降。和名は「ズバイモモ」で、「ツバキモモ」と呼ばれることもあります。
日本で食べられるようになったのは明治時代以降。和名は「ズバイモモ」で、「ツバキモモ」と呼ばれることもあります。
ネクタリンの特徴
ネクタリンは、よく見る白桃にくらべると酸味が強いのが特徴。果肉は黄色で、硬くしっかりしています。完熟したネクタリンはジューシーで、味がより濃くなりますよ。甘く芳醇な香りは桃に似ています。
白桃やすももとの違い
ネクタリンと桃の一番の違いは皮。ネクタリンの皮がつるつるしているのに対し、白桃の皮には細かい毛があります。また、すももは皮や形がネクタリンによく似ていますが、分類が異なります。ネクタリンはバラ科モモ属、すももはバラ科スモモ属に属します。
ネクタリンの特徴
- ネクタリンは桃の一種
- 白桃にくらべて酸味が強く、甘く芳醇な香りがあり、果肉は黄色で硬くしっかりしている
- ネクタリンの皮はつるつる、白桃の皮には細かい毛があるという違いがある
- ネクタリンはバラ科モモ属、すももはバラ科スモモ属と分類が異なる
ネクタリンの産地と旬
主な産地
2020年の東京都中央卸売市場・市場統計情報(月報・年報)によると、国内でもっとも生産量が多いのは長野県で約75,056トン。続いて山梨県で約61,312トン、福島県の14,636トンとなります。(※1)
旬の時期
ネクタリンの旬は夏から初秋。品種によって多少時期が異なりますが、7月~9月頃に旬を迎え、8月頃にもっとも多く出回ります。早生から晩生まで長く楽しめるのが特徴。旬が桃と同時期なので、食べくらべを楽しむのもおすすめですよ。
ネクタリンの主な品種とその特徴
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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