Name: 【管理栄養士執筆】しゃぶしゃぶダイエットの効果とは？おすすめの部位やレシピも紹介
Cuisine: 日本

しゃぶしゃぶの肉だけを摂取するダイエット方法はおすすめできません。栄養バランスが偏り、体調を崩すおそれがあります。

肉には食物繊維が含まれていないため、偏った食事をすると便秘につながることも。しゃぶしゃぶを食べる際は、食物繊維が豊富な野菜やきのこを摂り入れ、食事のバランスを整えましょう。（※2,10）

たれを使い過ぎない

しゃぶしゃぶをダイエット中に摂る場合は、たれの種類や量に注意しましょう。

定番のごまだれは、大さじ1杯（約15g）あたり28kcal、糖質量は3.6gです。しゃぶしゃぶにごまたれを付け過ぎると、カロリーや糖質の過剰摂取につながります。

対策としてごまだれを付ける量を減らすほか、ポン酢で食べるのがおすすめです。ポン酢は大さじ1杯（18g）あたり8kcal、糖質量は1.4gとごまだれよりヘルシーです。（※2,14,15）

シメの量に注意

雑炊やうどん、ラーメンなどのしゃぶしゃぶのシメは、ダイエット中はなるべく控えましょう。米や麺類には糖質が多く含まれており、肥満につながるおそれがあります。

シメを食べたい場合は、しゃぶしゃぶと一緒にごはんを食べるのを控えましょう。糖質の過剰摂取にならないよう、シメを主食代わりにするのがおすすめです。（※5）

しゃぶしゃぶダイエットの効果はいつからでるか

しゃぶしゃぶダイエットは食事の糖質量を抑えるのに役立ちますが、即効性はありません。

体重を1kg減らすには、7,000kcalの削減が必要です。摂取カロリー量を調整したり、運動をこまめにおこなったりしながら、3ヶ月以上を目安に継続しましょう。

なお、栄養バランスが崩れるおそれがあるため、しゃぶしゃぶばかり食べるのはおすすめできません。無理のない方法でダイエットをおこない、体調に異変があればすぐに中止してくださいね。（※1）