とろ〜りおいしい「スライスチーズ」のカロリーや糖質量を管理栄養士が紹介 (3ページ目)

スライスチーズのカロリーは高い？

スライスチーズはほかの乳製品よりカロリーが高いため、ダイエット中は摂る量に注意が必要です。スライスチーズのカロリーは普通牛乳の約5倍、無脂肪無糖ヨーグルトの約8倍に相当します。

しかし、スライスチーズはカルシウムの摂取に役立つため、一日に1～2枚程度ならダイエット中に食べてもかまいません。

食事バランスガイドでは、一日に乳製品から200mgほどカルシウムを摂るのが望ましいとされています。スライスチーズ1枚（18g）を食べると、約113mgのカルシウムが摂れますよ。（※1,2,10）

ダイエット中にスライスチーズを食べるコツ

塩分の摂り過ぎに注意

スライスチーズには塩分が多く含まれています。100gあたりの塩分量は2.8g、1枚（18g）あたりでは0.5gです。塩分の過剰摂取はむくみや血圧上昇の原因となるため、注意が必要です。

料理に活用する際はスライスチーズの塩分量を考慮し、ほかの調味料を使い過ぎないようにしましょう。（※1,2,11）

パンとの組み合わせを避ける

スライスチーズはチーズトーストやピザトーストにするのが定番ですが、ダイエット中はなるべくパンとの組み合わせを避けてください。チーズトーストは1枚あたり215kcal、ピザトーストは1枚あたり284kcalと高カロリーです。

また、パンには糖質が多く含まれています。糖質を過剰摂取すると体内に脂肪として蓄積され、肥満につながるおそれが。チーズトーストを作る際は、パンを油揚げで代用すると糖質量を抑えられますよ。（※1,12,13,14）

野菜料理に活用する

スライスチーズをダイエット中に食べる際は、野菜料理に活用するのがおすすめです。野菜は、スライスチーズと組み合わせることが多いパンより低カロリー・低糖質。たとえば、ほうれん草やピーマンの100gあたりのカロリーは30kcal以下なので、ダイエット中でも安心です。

また、野菜には、食物繊維やビタミンCが豊富。これらはスライスチーズに含まれていないので、組み合わせることで栄養バランスが整いますよ。（※1）

ダイエット中におすすめ！スライスチーズを使うレシピ5選

1. トースターで簡単。玉ねぎとチーズのホイル焼き

Photo by macaroni

スライスチーズとベーコンを組み合わせて作る、玉ねぎのホイル焼きです。トースターや電子レンジで作れるので、副菜に手間をかけたくないときにおすすめ。

玉ねぎは100gあたり37kcalとカロリーが低い野菜です。また、ナトリウム（塩分）を排出する「カリウム」が多く含まれており、塩分の摂り過ぎ対策に役立ちます。（※1,15）

レシピはこちら｜macaroni動画

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スライスチーズのカロリーに注意しよう！