食べ過ぎない

どの食べ物にも当てはまりますが、食べ過ぎはカロリーオーバーに繋がります。

食べ過ぎないためには、ゆっくりよく噛んで食べることがポイント。また、馬刺しを単品で食べるのではなく、主食・副菜・汁物などとあわせて、バランスよく食べるとよいですよ。

馬刺しは妊婦や子供が食べても良いのか

馬刺しは、魚介類の刺身と同様に生ものです。そのため、食中毒細菌や寄生虫が付着している可能性がゼロではありません。妊娠中や抵抗力が未熟な子供は、馬刺しの摂取は控えましょう。

しかし、馬刺しには鉄が豊富なので、妊娠中や成長期のよい鉄分補給源となります。新鮮な馬刺しをしっかり加熱調理したものであれば、食べても差し支えありません。(※8)

低カロリー!ダイエット中におすすめの馬刺しレシピ3選

1. ネギたっぷり!馬刺しカルパッチョ

たっぷりの玉ねぎと小ねぎを使う馬刺しのカルパッチョです。タレに、酢とショウガを加えるのでさっぱりといただけます。

たまねぎや小ねぎには、カリウムや食物繊維が含まれているので、むくみや便秘対策に役立ちますよ。(※1,9,10)

2. 低糖質がうれしい♪ 馬刺しのタルタル

角切りの馬刺しに、刻んだケッパーや紫玉ねぎをあわせるレシピです。タレの代わりに使うのはマヨネーズ。酢・油・卵が主原料のマヨネーズは、低糖質なので、糖質が気になる方におすすめ調味料です。

ただし、使い過ぎはカロリーが高くなってしまうので注意しましょう。スパイスや香味野菜を組み合わせると、マヨネーズ控えめでも満足できる味に仕上がります。(※1)

3. ほっこり温まる♪ 馬刺しと根菜の味噌煮込み

馬刺しを根菜類と一緒に煮込むレシピです。煮物は冷めるときに味が染み込むため、一度冷ましてから温めなおすと、よりおいしくいただけます。馬刺しと野菜を一緒に摂れるので、栄養バランスのよいひと品です。

しっかりと加熱するため、妊娠中や子供など、生の馬刺しが食べられない方にもおすすめですよ。

生食だけじゃない!馬刺しの楽しみ方はさまざま

馬刺しは、低カロリー・低糖質でありながら、たんぱく質や鉄分などの栄養も含んでいるので、ダイエット中におすすめです。生ものを控えたほうが良い妊娠中や子供の場合は、新鮮な馬刺しを加熱すれば食べることができますよ。

ヘルシーで栄養豊富な馬刺しですが、だからといって食べ過ぎはよくありません。食事全体とのバランスを考え、適量を楽しみましょう。

馬刺しは、タレや付け合わせ、調理法などを工夫すると、さまざまな味わいが楽しめます。ご紹介したレシピを参考に、自分好みの食べ方を見つけて、馬刺しをおいしく楽しんでくださいね。
【参考文献】
※1 日本食品成分表2020七訂|医歯薬出版
(2021/03/02参照)
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