ライター : あんりちこ

旅するグルメライター

煮崩れなし!ほくほくのじゃがいもシチュー

Photo by anrichiko

調理時間 30
ほくほくのじゃがいもを味わうクリームシチューです。このレシピでは牛乳を使わずにコクのあるシチューに仕上げます。具材は野菜のみですが、魔法の野菜ダシで自然のうま味たっぷりのシチューレシピをご紹介します。

材料(2人分)

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じゃがいもの煮崩れを防ぐポイント

  1. まず1つめは、じゃがいもを水にさらすこと。表面についたデンプンを洗い流すと煮崩れしにくくなります。
  2. 2つめは、水の状態から煮込むこと。水の状態からじゃがいもを入れることでゆっくりと火が入り、煮崩れを防ぎます。この2点に気をつけるだけで、じゃがいもは、ほくほくに仕上がりますよ♪

作り方

1.材料の下ごしらえをする

バットに上に置かれたじゃがいもと水の入ったボウルの中にあるじゃがいも

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じゃがいもを食べやすい大きさの乱切りにします。水が入ったボウルに切ったじゃがいもを入れ、10分ほどつけたら、水を切ってザルにあげておきます。
バットの上に置かれたシチューの材料

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たまねぎは薄めのくし切りにし、にんじんはほかの野菜よりやや小さめの乱切りに。かぶときのこは食べやすい大きさに切ります。さやえんどうはスジを取ってください。

2.ベジブロスを用意する

ザルの上に置かれたベジブロスの材料

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野菜を切るときにでる切れ端や野菜くずをお茶パックに入れ、ベジブロスを作ります。野菜を煮込むときにコンソメのかわりに使います。

3.材料を炒める

鍋の中で炒めているじゃがいもシチューの材料

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鍋にサラダ油を入れ、にんじんを炒めてから、次にたまねぎ、きのこの順番で入れます。たまねぎが透き通るまでしっかり炒めます。

4.材料を煮込む

鍋の中に入ったじゃがいもシチューの材料

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じゃがいもとかぶを上にのせ、ルウのパッケージに記載されている水の量を鍋に入れます。ベジブロスも入れて蓋をし、加熱します。沸騰したら弱火にして、じゃがいもがやわらかくなるまで15分ほど煮てください。

5.調味料を加える

鍋の中に入ったじゃがいものクリームシチューの材料

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一旦、火を止めてからベジブロスを取り出し、さやえんどうと市販のルウを加えます。
ガラスの器に入った酒粕

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溶けにくい酒粕は、別容器に入れ、煮汁で溶かしてから加えます。
鍋の中に入ったじゃがいもシチューの材料と醤油

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最後に隠し味の醤油を入れ、5分ほど弱火で煮込んだら完成です♪

煮崩れしにくいじゃがいもの種類は?

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この記事では、煮崩れしないコツをお伝えしましたが、煮崩れしにくいじゃがいもを使うのもひとつの手ですよ。煮崩れしにくい種類は「メークイン」「インカのめざめ」「インカのひとみ」です。逆に煮崩れしやすいものには「きたあかり」があります。

「メークイン」や「インカのめざめ」は、カレーやシチュー、肉じゃがなどの煮込み料理におすすめ。「きたあかり」はポテトサラダ、コロッケ向きです。料理の用途によって種類を使いわけるといいですね。

絶品「ほくほくじゃがいものクリームシチュー」を作ろう!

この記事で紹介したじゃがいものクリームシチューは、牛乳を使わなくても、酒粕と醤油で旨コクの仕上がりになりますよ。じゃがいもが煮崩れしないコツは、水にさらすことと、水から煮込むことです。

また、野菜を切ったときに出る野菜の切れ端も、ベジブロスとして有効活用してみてくださいね。野菜ダシのおいしさにびっくりしますよ。

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