材料(4人分)

・菜の花……300g
・オレキエッテ……160g
・炒りパン粉……大さじ4〜5杯
・にんにく(つぶしておく)……2片
・赤唐辛子(ヘタと種を除く)……1〜2本
・塩……適量
・オリーブオイル……適量

作り方

1. 菜の花を4等分に刻む。鍋にたっぷりの湯を沸かして塩(※1.5L強に対し、大さじ1と1/2杯が目安)を加え、菜の花は6分、オレキエッテは11〜12分ゆでる

2. 平鍋またはフライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火にかけ、にんにくが色付くまで加熱する

3. 赤唐辛子を加えてさっと炒めたら、ゆであがった菜の花を加え、オレキエッテのゆで汁(おたま1杯程度)と一緒に中火で煮立たせ、ヘラで菜の花の茎の部分をしっかりとつぶしてゆで汁となじませる

4. オレキエッテをひきあげて3に入れ、菜の花のソースをなじませたら炒りパン粉の2/3量を加えてひと混ぜし、大皿に盛る。残りの炒りパン粉を散らし、上からオリーブオイルを回しかける

<炒りパン粉>

1. 乾燥パン粉(生パン粉でもOK)1/2カップ弱用意する

2. フライパンを中火で熱し、パン粉を入れて香ばしい色(濃いめのきつね色)になるまでフライパンを動かしながら乾煎りする

3. バットに広げて粗熱が取れたら、保存袋に入れて外側からしっかりともんで細かくする

Photo by macaroni

「“オレキエッテ”とはイタリア語で“小さな耳”を意味するショートパスタで、野菜のエキスが染み出したソースを使い、オイルベースで仕上げます。

ソースには苦味のある野菜が好相性。南イタリアでは、“チーマディラーパ”という野菜を使うのですが、見た目も味も菜の花にそっくりなんです。菜の花の旬は2〜4月ですが、暖かい地域産のものならすでに手に入るものも。旬は先取りするのが粋ですから、ぜひ探してみてください。

菜の花は和食だと固めにゆでてシャキシャキとした食感を楽しみますが、このレシピではヘラで簡単につぶせるくらいくたくたに煮ます。そうすると繊維がやわらかくなり、甘みがぐっと引き出されるのです。菜の花の旨味が凝縮されたソースをもちもちのパスタに絡めると、ソースがオレキエッテの耳の間に入り込みます。野菜だけでここまで深みのある味わいになるのかと、きっとびっくりしていただけるはずです」

テーブルコーディネートのコツ

松ぼっくり&グリーンをダイナミックに飾る

Photo by macaroni

「高さのある花びんにお花やグリーンを活けると料理を取り分ける際の邪魔になってしまうことも。その点、大きなお皿を活用すればインパクトが出ますし、皿の受け渡しもスムーズにできます。

お花を用意しなくても、公園や散歩の途中で拾った自然のものをさりげなくあしらうだけで特別感が出ます。クリスマスなら松ぼっくりも手軽でおすすめです。間に差し込むグリーンは柊やオリーブの葉もいいですが、ローズマリーもいい香りがしますよ」

キャンドルは高低差をつけながら複数個灯す

Photo by macaroni

「昼間でもキャンドルを灯すと一気によそ行きの雰囲気になります。ただし、キャンドルも料理の取り分けの妨げになってしまうので、できる限り1カ所にまとめて置くといいでしょう。

キャンドルは耐熱性のグラスやカップに入れて高低差をつけながら飾ると、テーブルに動きが出ます。キャンドルのまわりにもグリーンをあしらうと、ナチュラルなイメージになります」

心あたたまる冬のおもてなしを

Photo by macaroni

「全部に力を入れるとパーティーがはじまる前に疲れてしまうので、お料理は一点集中!そのぶん、3品は手軽に作れるメニューをご紹介しました。

前菜の『牡蠣と里芋と冬のハーブのタルタル』は少し手間がかかりますが、事前に具材の準備をしておけば、それほど慌てる必要はありません。パーティーの直前に具材を重ねて仕上げるだけで、よそ行きのひと皿が作れます」と植松さん。

植松さんのレシピは意外な食材を組み合わせるものが多く、どんな味がするのかわくわくさせられます。実際に作っていただいたお料理は、どれも素材の味がしっかり引き出されていて、とてもあたたかで幸せな気持ちになりました。テーブルコーディネートも簡単ながらも、センスよく見せられそうなアイデアなのですぐにまねしてみたいですね。

この冬は新型コロナウィルスの影響で外食はむずかしそうなので、ごくごく親しい人たちとおうちでレストラン気分を味わってみませんか。
取材・文/福田 彩(macaroni編集部)
写真/實重かおり(macaroni編集部)
※本記事の取材および撮影は2020年11月13日におこないました。撮影時のみ一時的にマスクを外していただきましたが、スタッフ一同、新型コロナウィルス感染予防の対策を十分に講じたうえで撮影に臨んでおります。

ITEM

ヨヨナムのベトナム料理

¥1,760〜

代々木上原にあるベトナム料理専門店「ヨヨナム」。「ヨヨナム」では現地の家庭料理とはまた違った野菜を使用し、日本人に合う形で提供しています。メニューの監修は料理研究家の植松良枝さん。この本では「ヨヨナム」オリジナルのレシピを紹介します。

※2020年11月28日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
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