<作り方>

1. うどんはザルにのせて熱湯をかけてほぐし、水気をきる。油揚げは熱湯を回しかけて油抜きをし、4等分にする。大根、にんじんはいちょう切りにする。ごぼうは3~4mm厚さの斜め切りにして水にさらし、水気をきる。しめじは石づきを除いて小房に分ける。長ねぎは斜め薄切りにする。

2. 鍋にだし汁を入れて中火にかけ、豆味噌を溶き入れて砂糖を加える。
豆味噌は固いので、溶きづらい場合は、ボウルなどに味噌を入れ、温かいだし汁を少量加えて泡立て器などで溶きのばしてから加えてもよい。
3. 味噌が溶けたら、豚肉、ごぼう、大根、にんじん、しめじを加え、ふたをして弱火で5分ほど煮る。
火の通りにくい根菜から煮る。
4. 3にうどん、油揚げ、長ねぎを加え、さらに2〜3分煮る。
根菜ときのこにある程度火が通ったら、残りの具材を加える。
5. 火を止めて米味噌を溶き入れ、卵を割り入れる。再び弱火にかけ、ひと煮立ちさせたらできあがり。
米味噌は香りが飛ばないよう、火を止めてから加えること。

※うどんは好みのもので作れます!

生うどんをゆでて作る場合:鍋にたっぷりの湯を沸かしてうどんをゆで、表示時間より2〜3分間早く火を止める。ザルにあげて流水で洗い、水気をきってから工程4で加える。

生うどんを生のまま使う場合:本場名古屋の味噌煮込みうどんのように、ゆでずに生のまま加えて、煮汁にとろみをつける方法も。工程2の味噌を溶き入れたタイミングで、余分な粉を落とし、ほぐしながら加えてもOK。ただし、生のうどんは水分を吸いやすく、鍋底にくっつきやすいので、必ず途中で混ぜること。水分が足りないようなら、適宜水を加えて調整を。

冷凍うどんの場合:工程3の、具材を入れて2〜3分たったタイミングで加えて。ふたをして1〜2分煮たら、うどんをほぐすのがポイント。

【レシピ②】合わせ味噌を使った味噌煮込みうどん

豆味噌を使わないレシピもご紹介。具材は【レシピ①】同様、好みのもので問題ないのですが、「砂糖を使用しない」という違いがあるので気をつけて。こちらの煮込みうどんは、あっさりした味わいで、素材の持つ旨みがしっかりと感じられるのが特徴。優しい味噌の甘さが全体をまとめます。

「今回は麦と米の合わせ味噌を使用しましたが、米味噌や麦味噌1種類でも大丈夫です。いい味噌ほど旨みがしっかりしているので、個人的にはだしは薄くとるのがおすすめ。顆粒だしを使用する場合は、パッケージに表記されている量より、水の割合を増やしてみてください。いっそう味噌の風味が引き立ちますよ」

<材料>(1人分)

ゆでうどん…1玉
豚こま切れ肉…50g
油揚げ…1/2枚
大根…約2cm(60g)
にんじん…約1/4本(30g)
白菜…1枚(60g)
しいたけ…1枚
長ねぎ…約4cm(20g)
卵…1個
だし汁…400ml
合わせ味噌(米味噌、または麦味噌でも可)…大さじ1と2/3〜大さじ2

<作り方>

1. うどんはザルにのせ、熱湯をかけてほぐし、水気をきる。油揚げは熱湯を回しかけて油抜きをし、幅を半分に切って8mm幅に切る。大根、にんじんはいちょう切りにする。白菜はざく切りにする。しいたけは軸を除いて十文字の切り込みを入れる。長ねぎは斜め薄切りにする。

2. 鍋にだし汁を入れて中火にかけ、煮立ったら豚肉、大根、にんじん、しいたけ、白菜を加え、ふたをして弱火で5分ほど煮る。

3. 2にうどん、油揚げ、長ねぎを加え、さらに2〜3分煮る。

4. 火を止めて味噌を溶き入れ、卵を割り入れる。再び弱火にかけ、ひと煮立ちさせたらできあがり。
味噌によって塩分の割合が異なるので、量は味見をしながら調整を。

佐藤さんおすすめの味噌はこちら!

今回、味噌煮込みうどんを作るのに使用した、<あぶまた味噌>イチオシの味噌を紹介します。どれも香り、旨みともに際立つ、人気商品です。

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