ライター : 上原 花菜

管理栄養士

太刀魚ってどんな魚?

Photo by 上原 花菜

細長く銀色に輝く姿が特徴的な太刀魚は、夏から秋にかけてが旬の魚。脂肪分が多くジューシーで、ふんわりとやわらかい食感です。クセがないため、刺身や塩焼き、唐揚げやムニエルなどいろいろな調理法で楽しむことができます。

太刀魚の煮付けの作り方

Photo by 上原 花菜

調理時間 15
ほろっと口の中でほぐれる、やわらかな食感がたまらない太刀魚の煮付け。ほどよい脂と甘めの味付けがごはんに良く合います。さばき方から下処理まで詳しく解説しますので、ぜひ作ってみてくださいね!

材料(2人分)

Photo by 上原 花菜

おいしく作るためのコツ

  1. 太刀魚にお湯をかけ冷水にとり、汚れをていねいに取り除いておくことで、煮汁に臭みが溶け出すのを防ぎます。この下処理は霜降りと呼ばれ、ひと手間でぐっとおいしく仕上がりますよ。
  2. 太刀魚の銀色の皮はとてもはがれやすいので、やさしく扱いましょう。煮汁に入れてからは、いじらないようにしてくださいね。

太刀魚のさばき方

1.頭を落とす

太刀魚に包丁を入れている様子

Photo by 上原 花菜

太刀魚の背側を手前に向け、やや斜めに包丁を入れ頭を切り落とします。歯がとても鋭いので、手を傷つけないよう気をつけてくださいね!尻尾の身がほとんどない部分も切り落としておきます。

2.内臓を取り除く

太刀魚の腹に包丁を入れている様子

Photo by 上原 花菜

腹側を手前に向け、肛門あたりから包丁を入れ頭側まで切りすすめます。このとき、内臓を傷つけないよう注意してくださいね。
内臓を取った太刀魚と卵

Photo by 上原 花菜

切り目から内臓を取り除きます。卵がある場合は、ここで一緒に取ります。卵は煮魚にするとき一緒に煮てもおいしいですよ!
まな板の上の内臓をとった太刀魚

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背骨に沿ってある血合いをかき出し、きれいに洗って水気を拭き取ります。太刀魚が長くて扱いにくい場合は、ここで長さを半分に切っておきましょう。

3.背びれを取り除く

太刀魚の背びれに沿って包丁を入れている様子

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背びれに沿って、切り目を入れます。裏返して、反対側から同じように切り目を入れます。
太刀魚の背びれを取り除いている様子

Photo by 上原 花菜

背びれを引っ張り、骨と一緒に取り除きます。

4.ぶつ切りにする

まな板の上のぶつ切りにした太刀魚

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料理に合わせて、お好みの大きさにぶつ切りにします。
バットにのせたぶつ切りの太刀魚

Photo by 上原 花菜

ぶつ切りは煮付けだけでなく、塩焼きやムニエルにもぴったりですよ。意外と簡単にさばけるので、丸ごとの太刀魚が手に入ったらぜひ挑戦してみてくださいね。

作り方

1.太刀魚を霜降りする

ざるにのせお湯をかけた太刀魚

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太刀魚をざるにのせ、沸騰直前のお湯を回しかけます。冷水を入れたボウルに移し、汚れやぬめりをていねいに除きます。

2.太刀魚を煮る

太刀魚を鍋で煮ている様子

Photo by 上原 花菜

鍋に太刀魚以外の材料をすべて入れ、火にかけます。煮立ったら太刀魚をやさしく入れます。
落し蓋をのせ太刀魚を煮ている様子

Photo by 上原 花菜

再び沸騰したら、落し蓋をして弱火で7〜8分煮ます。

3.煮汁を煮詰める

皿に盛った太刀魚の煮付けと小松菜

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太刀魚に火が通ったら、落し蓋をとり煮汁を軽く煮詰めます。器に盛り、煮汁を回しかけ完成です。お好みで千切りの生姜をのせ、青菜を添えてくださいね。

太刀魚のおすすめレシピ3選

1. タイム香る。太刀魚のハーブ風味揚げ

片栗粉とタイムをまぶして揚げる、太刀魚のハーブ揚げです。カリッとした皮とふんわりとした身の食感がたまりません!お酒との相性がよく、おつまみにぴったりのひと品です。切り込みを細かく入れることで火の通りが早くなりますよ。

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