ライター : 相羽 舞

管理栄養士

大学卒業後、保育園にて勤務し離乳食と幼児食の献立作成や調理を経験。現在は4歳と2歳の兄弟を大騒ぎで子育て中です。専門的な内容でもわかりやすい記事を目指して執筆しています。

オリーブオイルに便秘を解消する即効性はない

この記事では、オリーブオイルが便秘にどのように役立つのかをご紹介しますが、オリーブオイルを摂ったからといってすぐに便秘が解消されるとは言い切れません。

便秘対策には、日々の食生活や水分の摂取、適度な運動によって生活習慣を整えることが大切です。また、出血や嘔吐をともなったり、対策をとっても慢性的に便秘が続いたりする場合は病院を受診するようにしてください。(※1)

オリーブオイルの効果

腸のはたらきを活性化させる

オリーブオイルに豊富なオレイン酸は、小腸で吸収されず、大腸を刺激してはたらきを活発にします。また、固くなった便がやわらかくなり、油分を含んで滑りが良くなるため、スムーズな排便を促します。(※2,3)

悪玉コレステロールを減らす

オレイン酸には、悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールを減少させるはたらきがあります。LDLコレステロールが血液中に増加して酸化すると、血管が狭くなり、血圧の上昇や血管が硬くなる原因になることも。

また、オレイン酸には過剰なLDLコレステロールを回収する役割を持つ、HDLコレステロールを増やす作用もありますよ。(※4)

老化対策

オリーブオイルには、ビタミンEやβ-カロテン、ポリフェノールといった抗酸化物質が含まれています。抗酸化物質とは、活性酸素の発生やはたらきを抑える物質のことです。体内で活性酸素が大量に生成されると、老化や免疫力の低下などの原因に。オリーブオイルを摂り入れることで老化対策につながりますよ。(※5,6)

便秘のときにオリーブオイルを摂り入れる目安

前述したように、オリーブオイルには腸を刺激して排便を促す作用が期待できます。便秘対策には、一日に約15~30mlを目安にエクストラバージンオリーブオイルを摂ることがおすすめです。エクストラバージンオリーブオイルは、オリーブの果実を絞っただけの、精製されていない純粋なオイル。オレイン酸やビタミンなどの栄養を余すことなく摂れますよ。

そのまま飲むことがむずかしい場合は、パンにつけたり、ドレッシングに使ったりと、食事に取り入れることで、活用してみてくださいね。(※2,7)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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