ライター : りなきっちん

管理栄養士

梅干しで!? そうめんがワンランクアップ

Photo by rina_kitchen

梅干しを入れてゆでるだけなのに、いつものそうめんがワンランクアップ!まるで高級麺のようになる裏ワザがあります。

「どう変わるの?」「酸っぱくならないの?」と半信半疑の筆者が実際に挑戦し、体感してみましたよ♪

梅干しを使ったそうめんのゆで方

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材料は、そうめんと梅干しのみ。おにぎりの具材やごはんのお供に、梅干しを常備している人は多いのではないでしょうか?特別なものを用意する必要がないのは嬉しいですね♪

梅干しを入れるタイミングは沸騰する直前!

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普段通り、お鍋に水を入れ火にかけます。梅干しを入れるタイミングは沸騰する直前!泡が出はじめたくらいのタイミングで投入します。

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沸騰したらそうめんを加え、袋の表示時間通りにゆでます。

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ザルにあげ、流水でしっかりとぬめりを取り、水気をよく切ったらできあがり!梅干しは崩れずそのままの状態でゆであがりましたよ。

一体どう変わった?味・食感の違い

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そうめんを少量ずつフォークに巻きつけ、器に盛り付けました。いつもよりツルッとしていて麺が絡まらず、巻きやすい!

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弾力がまるで違う!ひとくち食べて思わず叫んでしまいました。食べ慣れたそうめんのはずなのに、なんだか知らない麺で初めて食べた錯覚に。ツルッとしているのはもちろん、麺が締まっていてコシがすごい!

また、梅干しとゆでることで梅干しの味が移ったりしないのか?と心配していたのですが、まったくもってその必要はありませんでした。塩気も特に強くなった様子はなく、味はいつものそうめんでしたよ♪

どうして梅干しで食感が変わるの?

麺のコシは、ゆでるお湯のpHによって決まります。アルカリ性に近づくとやわらかい麺に、酸性に近づくとコシが強い麺になると言われているのですよ。

酸性の梅干しを加えることでゆで汁が酸性に傾き、麺のデンプンが溶け出しにくくなり、コシの強い麺にゆであがるのです♪

ひと工夫でおいしいそうめんを♪

「梅干しを入れるだけでそこまで変わるのか?」と半信半疑だったのですが、食べてみて納得。安い麺が生まれ変わったようでした。

一度試せばもう梅干しなしには戻れない!筆者は、今後も梅干しを入れてゆでることを誓いました。半信半疑でも、一度騙されたと思って試してみたください。そうめんをワンランクアップさせる裏ワザを活用して、おいしいそうめんライフを楽しみましょう♪

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