ライター : とも

子育てフードライター

「黄金桃(おうごんとう)」ってどんな桃?

「黄金桃(おうごんとう)」は、その名のとおり果肉が黄色い桃のこと。シロップ漬けで知られる黄桃(おうとう)の仲間ですが、桃の王様と呼ばれる「川中島白桃(かわなかじまはくとう)」から偶然生まれたのが始まりです。

鮮やかな見た目と上品な味わいで、贈答用にも重宝される桃のひとつ。桃好きの方なら、耳にしたことがあるのではないでしょうか?

糖度や大きさ

黄金桃の糖度は15度前後で、桃の品種のなかでは糖度が高い部類に入ります。1玉あたりの大きさは250~300g程度と大きめ。サイズもしっかりしていて甘い桃なので、贈答用にしても喜んでもらいやすいでしょう。

味や見た目の特徴。黄桃・白桃との違いは?

黄金桃と黄桃は果皮・果肉とも黄色く、見た目がとても似ています。味は黄金桃が甘くジューシーなのに対し、黄桃は硬く甘さが少ないのが特徴。そのため、黄桃はシロップ漬けに使われることが多いんですね。

白桃との違いは、見た目。白桃は果皮・果肉とも淡いピンク色ですが、黄金桃はマンゴーのような濃い黄色が特徴です。川中島白桃から生まれた品種のため、味は白桃に似ていて、みずみずしく濃厚な甘みが魅力。

黄金桃の旬と産地

産地にもよりますが、黄金桃の旬は8月下旬~9月中旬頃です。白桃は7月上旬から出回る品種が多いので、比べると少し遅め。白桃を楽しんだあと、夏の終わりに黄金桃を味わうのもおすすめですよ。

ご自宅用だけでなく贈答用にも喜ばれるので、残暑見舞いにいかがでしょうか?

主な産地

黄金桃の主な産地は長野県で、全国の約50%が栽培されています。次いで、山梨県、福島県、山形県など桃の産地として有名な県で多く栽培されていますよ。

【まとめ】黄金桃の特徴

  1. 「川中島白桃(かわなかじまはくとう)」から偶然生まれた品種
  2. 甘くジューシーな味わい、マンゴーのように濃い黄色をしている
  3. 糖度は15度前後、1玉あたりの大きさは250~300g程度
  4. 旬は8月下旬~9月中旬頃
  5. 主な産地は長野県。そのほか山梨県、福島県、山形県などで栽培
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