抗酸化作用をもつ「イソフラボン」

イソフラボンはポリフェノールの一種で、抗酸化作用をもちます。抗酸化作用は体内の活性酸素を除去するはたらきがあり、綺麗な肌作りをサポートしてくれますよ。

また、大豆の渋み成分であるサポニンには、抗酸化作用に加え、血中の脂質やコレステロールを低下させるはたらきもあります。(※10,11)

血管の健康を守る「ビタミンE」

おからパウダーは100gあたり、1.5mgのビタミンEを含んでいます。

ビタミンEは脂溶性のビタミンです。過酸化脂質の生成を抑えることで血管の健康を維持したり、血中のLDLコレステロールや細胞の酸化の対策に役立ちます。(※2,12)

骨や歯の主要成分「カルシウム」

おからパウダーは100gあたり、310mgのカルシウムを含んでいます。

カルシウムは骨や歯の主要成分です。また脳神経の興奮を抑えるはたらきから、カルシウム不足はイライラの原因と言われることも。

ですが、体内でのカルシウム濃度は、一定になるように管理されています。不足すると、骨から血中へ補給し、過剰になると尿中に排出します。ただ、不足し続けると、骨のカルシウムが減ってしまうので、普段からカルシムをこまめに摂取するようにしましょう。(※2,13,14)

酵素のはたらきを助ける「マグネシウム」

おからパウダーは100gあたり、150mgのマグネシウムを含んでいます。

マグネシウムは、体内で多くの酵素のはたらきを助ける役割があります。また、栄養素の合成や分解、カルシウムと拮抗して、血管を拡げて血圧を下げるはたらきがあります。(※2,15)

ダイエット中はおからパウダーを利用しても平気?

おからパウダーは、糖質量の少なさと豊富な食物繊維が魅力です。とくにおからパウダーの原料である大豆は、摂取後の血糖値の上昇を緩やかにします。インスリンの分泌が抑えられると、脂肪蓄積の抑制も期待できるでしょう。また、豊富な食物繊維は便秘対策にも役立ちます。

生のおからに比べ保存がきき、ほかの食材となじみやすいパウダータイプなので、普段の食事に手軽に使えます。粉物を使った焼き菓子や、揚げ衣の代わり、野菜が少ないときに汁ものに混ぜるなど、幅広く活用してみましょう。(※16,17,18,19)

おからパウダーをダイエットに取り入れる際のポイント・注意点

ポイント・注意点

  1. 食べ過ぎない
  2. 油を吸いやすい性質に注意
  3. アレルギーに注意
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