3. 味来(みらい)の改良型「ピクニックコーン」

アメリカ生まれで、フルーツコーンのパイオニアとして一世風靡した「味来」。その改良品種で、小ぶりな味来よりもさらに小さい、手のひらサイズのとうもろこしです。

平均で18度以上と味来よりも高い糖度を誇り、やわらかい実を生でかじると、口の中いっぱいに果汁があふれます。旬は夏ですが、晩生ものでは11月まで収穫できます。

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4. 白粒種を代表する「ピュアホワイト」

雪印種苗が開発し2000年代に発表した白いとうもろこしで、TVをはじめとした各種メディアで紹介された人気の品種です。メロンにも匹敵する高い糖度と、果実のようなジューシーさで評判。

栽培がむずかしいことから生産者が少なく、幻のとうもろしとも呼ばれています。こちらも夏が旬で、晩生種では10月までが収穫期です。

5. 北海道の新品種「ロイシーコーン」

北海道安平町で開発された新品種で、北海道の品評会で数年にわたって金賞を受賞したことから、地元でも話題になるほどです。フルーツのようなみずみずしさと、高い糖度で甘さが際立つと評判。

先端まで実が詰まった大ぶりサイズの美しいとうもろこしで、温暖地ではハウス物が5月から、寒冷地の路地物は9月まで収穫されます。

6. パールホワイトの輝き「雪の妖精」

宇都宮市にある「トーホク」が開発した交配雑種で、有名なピュアホワイトよりも白さと食味がすぐれていると評判。やわらかい実をかじると果汁がほとばしり、ミルキーな甘さが口の中いっぱいに広がります。

ほかの白粒種と同じく栽培がむずかしいため、出荷量が少ない希少品。冷涼地では9月まで収穫できますが、旬はやはり夏です。

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7. 甘さ長持ち「甘々娘(かんかんむすめ)」

名前のとおり甘さが自慢のバイカラー種で、糖度の高さだけでなく、生でも食べられるのが特徴のフルーツコーンです。スイートコーンは収穫から時間とともに甘みが落ちていきますが、こちらは糖度の低下が遅いという特性を持ちます。

発芽率が低いため品数が少なく、こちらも幻のとうもろこしと呼ばれる希少品。5月下旬から9月までが収穫期となります。

8. 安定した品質「ピーターコーン」

サカタのタネが開発した交配雑種で、バイカラー種の代表品種である、ハニーバンタムよりも甘くてやわらかいと人気があります。サイズも大ぶりで先端まで実が詰まった優良品。

栽培適応範囲が広く、秀品率も高いため全国で作られています。種の早まきと遅まきができることから、温暖地から寒冷地にかけて6月~11月が収穫期です。

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