かつおの栄養が肝臓にいいと言われるワケ

前述した通り、かつおに含まれるタウリンには、肝臓のはたらきを高める作用があるのが理由です。

タウリンは胆汁酸と結びつくことで、コレステロールを減らし、肝機能のはたらきをよくしてくれます。さらに心臓の機能を高めたり、血圧対策に役立ったりと、さまざま作用が期待できますよ。(※10,11)

かつおの栄養を効率良く摂れる食べ方

食べ方

  1. 油と一緒に食べる
  2. たっぷりの薬味と一緒に食べる
かつおの栄養を効率よく摂るには、油を一緒に組み合わせるといいですよ。かつおに含まれるビタミンDは脂溶性のため、油と一緒に摂ることで吸収率が上がります。焼くときに、オリーブオイルやごま油を使ってみてくださいね。

また、かつおにたっぷりの薬味や野菜を組み合わせるのもよいでしょう。野菜を取り入れることで、かつおには含まれていない食物繊維を補うことができ、便秘や肥満対策に役立ちます。(※1,13,14)

栄養たっぷりのかつおを活用!おすすめレシピ7選

1. フライパンで簡単かつおのたたき

Photo by macaroni

調理時間:15分

フライパンで簡単に作れる、かつおのたたきレシピです。薬味の玉ねぎには、疲労を軽減させる作用があるとされる、アリシンが含まれています。アリシンは水に溶ける性質があるため、無駄なく摂るために玉ねぎを水にさらす時間を短くするとよいですよ。(※15)

2. かつおのイタリアンカルパッチョ

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調理時間:20分

見た目が鮮やかで食欲をそそる、イタリアンのカルパッチョ。トマトや黄パプリカに含まれる葉酸が、赤血球を作るのに役立ちます。またかつおに豊富な鉄分が、ヘモグロビンの材料となるため、貧血対策におすすめの良い組み合わせです。(※1,7,16)

3. ねぎ塩かつおのおかずサラダ

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調理時間:15分

ごま油の風味を効かせる、メインのおかずにもなるひと品。たっぷりの野菜と一緒に食べることで、かつおに不足している食物繊維を補うことができます。また、ネギに含まれるネギオールという成分は、抗菌作用があり風邪対策に役立ちますよ。(※1,17)

4. かつおのスタミナ竜田揚げ

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調理時間:50分

かつおをタレに漬け込んでから揚げる、竜田揚げのレシピです。しょうがやにんにく、ごま油の香りが食欲をそそります。油で揚げることで、かつおに含まれるビタミンDの吸収率がアップ。ビールにぴったりのおつまみです。(※1,13)
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