ライター : 堀田芙美惠

管理栄養士

かつおの栄養と効果効能とは?

栄養

  1. 筋肉作りに欠かせない「たんぱく質」
  2. ヘモグロビン生成に必要な「ビタミンB12」
  3. 骨作りをサポートする「ビタミンD」
  4. むくみ対策に役立つ「カリウム」
  5. 貧血対策に役立つ「鉄分」
  6. 血流をうながすはたらきをもつ「DHA・EPA」
  7. コレステロールの吸収を抑制する「タウリン」

たんぱく質

かつお100gあたり、25.8gのたんぱく質が含まれています。

たんぱく質は、筋肉や臓器、ホルモンや抗体などの構成成分で、体力や免疫力を下げないために毎食しっかり摂ることが大切。そのほか、たんぱく質が多く含まれる食品は、魚、肉、卵、大豆などがあります。(※1,2)

ビタミンB12

かつお100gあたり、8.4μgのビタミンB12が含まれています。

ビタミンB12は、赤血球の一部であるヘモグロビンの生成を助ける栄養素です。また、脳から命令を送るための神経を、正常に保つ働きをします。動物性食品に含まれ、特に魚介類やレバーに多く含まれていますよ。(※1,3)

ビタミンD

かつお100gあたり、4.0μgのビタミンDが含まれています。

ビタミンDは、丈夫な骨作りをサポートする栄養素で、カルシウムの吸収を促進するはたらきがあります。ビタミンDが含まれている食品は比較的限られていて、魚介類、卵、きのこ類などがあげられますよ。(※1,4)

カリウム

かつお100gあたり、430mgのカリウムが含まれています。

カリウムは、ナトリウム(塩分)を体外に排出する作用がありますよ。その結果、むくみ対策に役立つはたらきが。カリウムは、野菜や果物などの食品に含まれる栄養素で、不足しないためにもかつおだけでなくさまざまな食材からバランスよく摂り入れることが大切です。(※1,5,6)

鉄分

かつお100gあたり、1.9mgの鉄分が含まれています。

鉄分は、赤血球の一部であるヘモグロビンの材料になる栄養素。不足すると貧血を引き起こし、頭痛がしたり、疲れやすくなったりします。鉄分を含む食品はたくさんありますが、魚や肉に含まれる鉄分のほうが、野菜や大豆に含まれる鉄分より吸収がよいです。(※1,7)
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