3. ななめ切り

Photo by ちょりママ

【切り方】
・ごぼうに対して包丁をななめに置き、3mm程度の厚さに切ります

刃の角度を変えながら調節して、同じような長さと幅に切るようにすると、料理の仕上がりや味のムラが防げます。

切り口が広いため、味のなじみがよいのがななめ切り。炒め・和え・煮るなどどんな調理にも向いている、オールマイティーな切り方です。

上の画像は、ツナとともに炒めて、おろしにんにく、醤油で調味したもの。仕上げに粗びき黒こしょうをふって、おつまみに良いひと品にしました。

4. 乱切り

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【切り方】
・包丁を斜めにあてて垂直に切り、ごぼうを手前に90°回して切り口を上に向け、同じ角度で切ります

箸でつまみやすく、お弁当の隙間おかずにもぴったりのサイズに切り分ける乱切り。豚汁に使うごぼうはこの切り方で下処理をすることが多いですね。大きさに存在感があり、ゴロゴロ感を演出できるので、煮物におすすめです。

上の画像は、乱切りしたごぼう+大根+豚肉の煮物。味付けはめんつゆとしょうゆ、みりん、水で手軽に仕上げました。

料理の幅が広がる!「たたきごぼう」のやり方

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ごぼうをたたくから「たたきごぼう」。たたくといっても粉々になるほど強く打ち付ける必要はありません。ソフトな感じで「おいしくな~れ、やわらかくな~れ…」、そんな呪文をやさしくすりこむように、ごぼうをたたいてください。

たたくことで食感がやわらかくなり、味がしみこみやすくなります。

ごぼうは太さによって縦半分、または縦1/4に切ります。すりこぎや包丁の背を使って、ごぼうの表面を「トントントン…トントントン」。内側が少し割れ目がはいったかな、くらいで大丈夫です。

あとは、作る料理によった長さに切り、酢水か塩ゆでをします。ゆでるのとたたく順序が逆でも大丈夫です。上場に合った方で試してください。

たたきごぼうでちょっぴり大人の簡単レシピ|ピリ辛たたきごぼう

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「おいしくな~れ、やわらかくな~れ」と唱えながらたたいたごぼう。ちょっぴり辛みのあるごま和えに使ってみるのはいかがでしょうか。

時間が経つとより味がなじむので、これぞ「たたきがいのある」ごぼうレシピです。すりごまは黒、白どちらでもOK。個人的には風味に深みのある黒がおすすめです。

材料(2~3人分)

・ごぼう……100g
A すりごま黒……大さじ1杯
A しょうゆ……小さじ2杯
A 砂糖……小さじ1杯
A 酢……小さじ1杯
A ラー油……小さじ1杯
・塩……少々

作り方(調理時間:10分)

下準備

ごぼうを洗って土を落とす。

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