目の疲れに役立つ「ポリフェノール」

さくらんぼには100gあたり39mgのポリフェノールが含まれています。

ポリフェノールには、眼精疲労の対策や、目の健康を維持するために役立つ作用があります。さらにアントシアニンは、ビタミンCと同じく抗酸化作用をもち、紫外線ダメージから目を守るはたらきも期待できますよ。(※6,7,8)

エネルギー源になる「糖質」

さくらんぼには100gあたり14.0gの糖質が含まれています。

糖質は体の中でエネルギー源としてはたらきます。摂取してからすぐに脳や体を動かすエネルギーを産生するので、さくらんぼなどの甘い果物は運動するときのエネルギー補給としても適しています。(※1,9)

さくらんぼの栄養を料理に活かす!おすすめの食べ方

ポイント

  1. 生のまま食べる
  2. 鉄が豊富な食材と合わせる
  3. 油と合わせて食べる
さくらんぼは生で食べると、栄養をまるごと摂ることができます。しかし、料理に活用してほかの食材と組み合わせることで、さくらんぼの栄養をさらに効率よく取り入れることができるんです。

さくらんぼは鉄の吸収を良くするビタミンCが豊富なため、レーズンのような鉄を多く含む食材と組み合わせるのがおすすめ。

また、さくらんぼに豊富なビタミンAは、油と一緒に摂ることで吸収されやすくなります。さくらんぼをサラダにトッピングしてオリーブオイルをかけて食べたり、ソテーしたりするのもおすすめです。(※3,10)

管理栄養士が答えます!さくらんぼの栄養に関するQ&A

Q. さくらんぼは一日何個まで食べて良い?

A:さくらんぼばかり食べると栄養が偏ってしまう可能性があるため、一日5〜6個を目安にしましょう。ほかの果物を組み合わせながら食べるのがおすすめです。

一般的に間食のカロリーは200kcalが目安と言われています。しかし、こちらはあくまで目安のカロリー。ダイエットをしたい方は摂取カロリーが消費カロリーを上回らないようにする必要があります。

3食の食事から摂るカロリーを加味して、ダイエット中は間食の量を上手にコントロールしてくださいね。(※11)

Q. さくらんぼの栄養は妊婦に役立つ?

A:さくらんぼには、胎児の細胞分裂に欠かせない栄養素である、葉酸が含まれています。そのため妊娠中の方におすすめの食材です。

果物は体を冷やすイメージをもつ方が多いかもしれませんが、さくらんぼは体を温めると言われています。冷えに気をつけている妊娠中の方でも取り入れやすい果物です。ただしさくらんぼに含まれるソルビトールは、とりすぎると下痢の原因になると言われているため、食べ過ぎには注意しましょう。(※1,5,12,13,14)

Q. さくらんぼの栄養はダイエットに効果的?

A:さくらんぼにはむくみ対策に役立つカリウムが豊富に含まれているため、ダイエット中にも取り入れていきたい食品です。食事制限をするダイエット中は栄養バランスが崩れやすいため、鉄やビタミンCが含まれているのも嬉しいポイントです。

ただし糖質も含まれているので、食べすぎには注意が必要です。(※1,2)
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