ライター : 相羽 舞

管理栄養士

「おかひじき」とは?

Photo by macaroni

おかひじきとは、海岸の砂地で育つ野草の一種で、「ひじき」という名前がついていますが海藻ではありません。山形県が発祥の地とされており、見た目がひじきに似ていることからこの名がついたそうです。

おかひじきの旬

おかひじきは露地栽培とハウス栽培の組み合わせでほぼ通年流通していますが、特に山形県では3月下旬から出荷が本格化し、露地栽培のものは6月ごろから旬を迎えます。春から夏にかけておいしくいただける野菜です。

おかひじきの味や食感

おかひじき最大の特徴は、シャキシャキとした独特の歯応え。おひたしや和物にすることで、その食感が際立ちます。また、淡白でくせのない味わいなので、和洋中どんな料理でも合いますよ。

おかひじきの栄養と効果効能

Photo by macaroni

カリウム

おかひじき100gあたりに含まれるカリウムは680mg。

カリウムは塩分(ナトリウム)の再吸収を抑え、体外への排出を促すはたらきがあります。塩分のとりすぎが気になる方は、カリウムの多く含まれる野菜や果物を積極的に摂るとよいでしょう。ほうれん草やアボカドにも多く含まれていますよ。(※1,2)

カルシウム

おかひじき100gあたりに含まれるカルシウムは150mg。

カルシウムは骨や歯の主要な成分になるほか、神経や筋肉運動などの身体活動や生命の維持に重要な役割を持っています。カルシウムは一度にたくさん摂っても吸収できる量は限られているので、毎日コツコツ取り入れることが大切です。(※1,3)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ