ほかの食材と比べてみると

同じようにおひたしや炒め物で食べられる野菜と比べてみると、

・水菜(80g)
エネルギー量(カロリー)……18kcal
糖質……1.4g

・豆苗(80g)
エネルギー量(カロリー)……22kcal
糖質……0.8g

わずかな差ではありますが、おかひじきは低カロリー・低糖質で、ダイエット中でも安心して使える野菜といえます。(※1)

栄養豊富なおかひじき、食べすぎるとどうなる?

健常者がおかひじきを食べる分には、過剰のリスクは特にありません。

ただし、おかひじきに豊富なカリウムは、腎機能が低下している人が摂りすぎるとうまく排泄されないおそれがあるので注意が必要です。

また、ワーファリンという血を固めないようにする作用のある薬を服用している場合、おかひじきに豊富なビタミンKの血液凝固作用が薬の作用を妨げるおそれがあります。不安な方は医師に相談しながら食べるようにしてくださいね。(※2,11)

おかひじきをおいしく食べるコツ

選び方

おいしいおかひじきを見分けるには、緑色が濃く鮮やかで、みずみずしくハリとつやのあるものを選ぶと良いでしょう。

おかひじきは育ちすぎると固くなるため、茎が細めで株が小さいもののほうがシャキシャキ感を楽しむことができますよ。根元が黄色く変色しているものは時間が経っているので避けるようにしましょう。

保存方法

鮮度の良いうちにいただくのが理想ですが、使い切れなかった場合は乾燥しないようラップに包むかポリ袋に入れ、冷蔵庫で保存します。冷蔵庫で保存した場合も長くは置かずに早めに使い切りましょう。

下処理

おかひじきはアクが強めの野菜なので、気になるときは下ゆでしてから使うと良いでしょう。下ゆでにはたっぷりのお湯を沸かして塩を入れ1~1分半ほどゆでて水にとり、熱がとれたらすぐに水を切ります。

生のままサラダで食べる場合は、氷水につけてシャキっとさせて使いましょう。
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