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貧血対策に役立つ「鉄」
おかひじき100gあたり、鉄が1.3mg含まれています。
鉄が不足すると貧血の症状が出やすくなるため、意識的にとりたい栄養です。特に月経のある女性は多くの鉄を必要とします。また鉄不足になると思考力が低下するため、仕事中にぼーっとしてしまうことも。不足しないように補いましょう。(※1,4)
鉄が不足すると貧血の症状が出やすくなるため、意識的にとりたい栄養です。特に月経のある女性は多くの鉄を必要とします。また鉄不足になると思考力が低下するため、仕事中にぼーっとしてしまうことも。不足しないように補いましょう。(※1,4)
抗酸化作用がある「β-カロテン」
おかひじきには、100gあたり3,300μgのβ-カロテンが含まれています。
β-カロテンは体のなかでビタミンAに変換される栄養素で、皮膚や粘膜の健康を維持する作用があります。ビタミンAとしての機能以外では、β-カロテンは抗酸化作用、免疫を強める作用などがあることが報告されています。(※1,5)
β-カロテンは体のなかでビタミンAに変換される栄養素で、皮膚や粘膜の健康を維持する作用があります。ビタミンAとしての機能以外では、β-カロテンは抗酸化作用、免疫を強める作用などがあることが報告されています。(※1,5)
止血に役立つ「ビタミンK」
おかひじきには、100gあたり310μgのビタミンKが含まれています。
ビタミンKは血液凝固に関わっており、不足すると出血が止まりにくくなります。けがをしやすい子どもやスポーツをする人、またビタミンKを活性化させる酵素の活性が低下しやすい高齢者は積極的にとりたい栄養といえます。(※1,6)
ビタミンKは血液凝固に関わっており、不足すると出血が止まりにくくなります。けがをしやすい子どもやスポーツをする人、またビタミンKを活性化させる酵素の活性が低下しやすい高齢者は積極的にとりたい栄養といえます。(※1,6)
胎児の発育に必要な「葉酸」
おかひじきには、葉酸が100gあたり93μg含まれています。
葉酸は核酸やたんぱく質を体内で生合成する過程や細胞を作る過程ではたらく、体を作るうえで重要なビタミンです。葉酸は細胞を増やしたり、成熟させたりすることに関わるため、胎児が成長するうえで大切な栄養といえます。(※1,7)
葉酸は核酸やたんぱく質を体内で生合成する過程や細胞を作る過程ではたらく、体を作るうえで重要なビタミンです。葉酸は細胞を増やしたり、成熟させたりすることに関わるため、胎児が成長するうえで大切な栄養といえます。(※1,7)
便秘対策に役立つ「食物繊維」
便秘対策に役立つことで知られる食物繊維。おかひじきには、100gあたり2.5g含まれています。
おかひじきに多く含まれる不溶性食物繊維は、便のかさを増やして腸を刺激し、スムーズな排便を促すはたらきがあります。腸内でビフィズス菌を増やすのに関わるため、腸内環境を整えるのに役立ちますよ。(※1,8)
おかひじきに多く含まれる不溶性食物繊維は、便のかさを増やして腸を刺激し、スムーズな排便を促すはたらきがあります。腸内でビフィズス菌を増やすのに関わるため、腸内環境を整えるのに役立ちますよ。(※1,8)
おかひじきの生・ゆでの栄養価を比較
カロリー | 糖質 | カリウム | カルシウム | 鉄 | β-カロテン | ビタミンK | 葉酸 | 食物繊維 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
おかひじき(生) | 16kcal | 0.9g | 680mg | 150mg | 1.3mg | 3,300μg | 310μg | 93μg | 2.5g |
おかひじき(ゆで) | 16kcal | 1.1g | 510mg | 150mg | 0.9mg | 3,200μg | 360μg | 85μg | 2.7g |
(※1,9)
生のおかひじきとゆでたおかひじきを比較すると、水溶性のカリウム、鉄、葉酸などはおかひじきのほうが多く、脂溶性のβ-カロテン、ビタミンKはゆでたおかひじきのほうが多いことが分かります。どちらの栄養をとりたいかによって、調理方法を使い分けると良いでしょう。(※2)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。